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弧状列島,リスク, 二酸化炭素のみしか見ない気候変動対策では、天に唾する結果

2019-12-09 20:51:35 | 連絡

【ソロモンの頭巾】温暖化より怖い寒冷化 低下続く太陽活動と異常気象の気になる関係 長辻象平
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長辻象平(ながつじ しょうへい)
1948年鹿児島県生まれ。京都大学農学部卒業。産経新聞東京本社論説委員。科学ジャーナリストとしての活躍と並行し、釣魚史の研究を続ける。著書に『大江戸釣魚大全』(平凡社)、『江戸の釣り』(平凡社新書)、『釣りをめぐる博物誌』(角川書店)をはじめ、イワシ漁をから始まる元禄経済社会を時代小説としてまとめた名著『元禄いわし侍』(講談社)など多数。近著に刀鍛冶を題材にした時代小説『半百の白刃 虎徹と鬼姫(上下)』(講談社文庫)がある。
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2019.5.22 08:45
 ◆多様な視点が必要だ
 太陽活動の低下による寒冷化と二酸化炭素による温暖化。両者のせめぎ合いが当今の気候のような気がしてならない。
 IPCCなどは地球に注ぐ太陽の光エネルギーが一定なことを理由に、気候変動に及ぼす太陽の影響を軽視しているが、それでよいのか大いに疑問だ。
 黒点の観測が始まった17世紀以降の歴史記録は、地球の寒冷期と黒点減少期の見事な一致を示しているではないか。
 平安時代は温暖だったが、そのころ二酸化炭素を排出する産業が活発だったのか。
 気温が上昇した20世紀は大気中の二酸化炭素濃度が増加した時代だったが、全般的に太陽活動が活発な時期でもあった。
 今のように太陽磁場が弱まると地球に注ぐ宇宙線が増加し、その作用で雲が増えて気温が下がったり、豪雨を促進したりするという研究報告もある。
 二酸化炭素のみしか見ない気候変動対策では、天に唾する結果にもなりかねないと思うのだが…。気候変動は温暖化よりも寒冷化の方がはるかに怖い