★ソーラーフロンティアはこの中で唯一化合物系のパネルを作るメーカー:エネルギー燃料自給率100%太陽光発電と蓄電池統合の沿岸部及び内陸部に設置可能なリスク分散発電蓄電システム=ライフライン製品=国内供給率160%、国内消費率100%、設計技術ブラックボックスレベル化〇〇商品海外輸出比率60%、一極依存ゆでガエル化回避(注1)、リスク分散多極メッシュ輸出NW安全構築、海外貿易収支黒字化寄与、国家税収増寄与、国家財政黒字化寄与、保健・医療・介護・福祉予算財源増加、消費税軽減、貧富格差解消、三権分立・普通選挙・議会制・自由民主主義・人権尊重・議員内閣制弧状列島日本の継続的なGDP=消費+投資+政府支出+(輸出ー輸入)=増加、税収増、所得再分配投資・消費、社会福祉予算増の安心・繁栄に寄与か>
(注1.1)焦点:一帯一路・海外遠征・戦狼外交・人民解放軍拡充、国家安全維持法=国内・域外・事後遡上適用・法=施行、「海警法」施行、共産党一党独裁・ネットカメラ住民監視統制・人権や言論弾圧・知的財産侵害・政府、中国依存のドイツが味わう「ゆでガエル」の恐怖
https://jp.reuters.com/article/germany-china-idJPKBN1HO07I
(注1.2)中国が「武器使用」「防衛作戦への参加」を明記の『海警法案』全文発表https://www.sankei.com/world/news/201105/wor2011050019-n1.html
(注1.3)国連加盟国に定められる「国際海洋法」無視の中国の「海警法」が2021年2月1日施行か
https://blog.goo.ne.jp/globalstandard_ieee/e/cd15741ac981dcc832c8e16d9783c361
https://jp.reuters.com/article/germany-china-idJPKBN1HO07I
(注1.2)中国が「武器使用」「防衛作戦への参加」を明記の『海警法案』全文発表https://www.sankei.com/world/news/201105/wor2011050019-n1.html
(注1.3)国連加盟国に定められる「国際海洋法」無視の中国の「海警法」が2021年2月1日施行か
https://blog.goo.ne.jp/globalstandard_ieee/e/cd15741ac981dcc832c8e16d9783c361
(注1.4)髙橋洋一チャンネル 第90回 中国進出のリスク 共産主義国に投資するとはどういう事なのか?
https://blog.goo.ne.jp/globalstandard_ieee/e/300d3e4aec65c46c32b5c46964d5a45c
https://blog.goo.ne.jp/globalstandard_ieee/e/300d3e4aec65c46c32b5c46964d5a45c
(注1.5)髙橋洋一チャンネル 第94回 実はこの先は苦しい中国経済。中所得国の罠に嵌まっていた!
https://www.youtube.com/watch?v=rC7MxDqBTNQ
https://www.youtube.com/watch?v=rC7MxDqBTNQ
(注1.6)髙橋洋一チャンネル 第107回 ウイグル問題を報じない日本のマスコミと北京五輪の危機
https://www.youtube.com/watch?v=QyoLpkrEtYM
https://www.youtube.com/watch?v=QyoLpkrEtYM
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ここではパネルの生産拠点(製造工場)をどこにおいているか、また、生産工程のどの部分をどの工場で行っているか、といったメーカーの生産体制についてと、日本の太陽光発電市場における国内製造品と海外製造品の流通量の遷移などをご案内しています。
■100%国産のパネルメーカー
生産工程のすべてを国内の工場で行っているメーカー/ブランドの一覧です。国産にこだわる傾向が強い日本の太陽光発電市場ですが、中国メーカーの安価なパネルが流通する中でもシリコン系パネルでいうとセルの生産から国内工場で一貫して行うメーカーは減ってきている状況です。
ソーラーフロンティアはこの中で唯一化合物系のパネルを作るメーカー。宮崎県の国富工場で生産しています。2015年3月には宮崎県にも新工場ができる予定で、国産のパネルを世界中のプロジェクトに供給しています。国内での需要縮小においては製造拠点をまとめることで対応しているということで、年間供給可能量は少なくなっているものの、日本向けの製品を全て日本で作っている唯一のメーカーと言えそうです。
三菱電機と京セラはかなり最近まで国内一貫生産にこだわってきましたが、京セラは2014年から海外の単結晶セルを使った単結晶パネルの販売を開始し、国産多結晶セルを使った製品よりも多く使われるようになってきています。三菱は2018年に入ってついにセルを輸入に切り替え、パネルの組み立てを日本で、という生産体制に変わりました。
長州産業はについては、シリコンセルの製造、パネル組み立てなどの製造設備を保有しているということはホームページで触れているものの、同設備でが実際にどの程度使われているのかについては明らかではありません。長州産業はパナソニックのHITパネルをOEM販売していますが、長州産業でHITパネルを購入する場合は実際はパナソニックが作ったパネルということになるので、マレーシアで主に作られていると考えて良いです。
■主にモジュール組立を国内で行うメーカー
近年増えてきているのが、モジュール組立のみ国内拠点で行うパターン。パネル製造の最終段階のみ国内で行うことで「国産」となるために、最近では海外メーカーでも国内にモジュール組立拠点を置くというパターンも増えてきています。
パナソニック、シャープ、フジプレアムはどれも、モジュール組立を主に国内で行うという生産体制で行っています。
パナソニックは国内外の製造拠点を使い分けていますが、インゴットの生産(アメリカ)、セルの生産(国内及びマレーシア)、モジュール組立(国内及びマレーシア)をすべて自社工場で行っているため、生産工程の管理が比較的容易に行われていると考えられます。
シャープやフジプレアムはセルを海外のメーカーから仕入れてモジュール組立を行うという方法と、完全に海外で製造されたパネルをOEMとして取り扱う方法を組み合わせています。
レネソーラと伊藤組モテックは、国内の半導体メーカーなどとの協力により、モジュール組立てを国内で行える体制を敷いている海外メーカーです。
■海外製造がメインのメーカー
ここでは海外の製造拠点から日本にパネル供給を行っているメーカーをご案内しています。多くが中国メーカーおよび中国に生産拠点があるメーカーです。
ハンファQセルズにおいては「海外生産」でも同じ土俵で語るべきではないと考えられます。セル工場をマレーシアに持ち、ドイツでモジュール組立を行うドイツ製パネルのメーカーであるQセルズですが、生産工程をフルオートメーション化して品質の安定したパネルを生産することから、品質第一の消費者から高い評価を受けています。
世界最高効率のパネルメーカーであるサンパワーはフィリピンの工場で作ったものを日本市場に供給しています。産業用ではMaxeon Solarというブランド名で展開、住宅用では東芝およびシャープからOEM製品として販売されています。
東芝はこのサンパワーOEM製品に加え、廉価版で海外製モジュール(生産国は不一定)をOEM販売しています。国内大手メーカーとしてシャープやパナソニックなどと同列に語られがちな東芝ですが、パネルについては自社での製造は一切行っていません。
アメリカの企業であるファーストソーラーは、日本ではソーラーフロンティアに代表される化合物系のパネルメーカーで、今後シェア拡大が予想されるメーカーです。
サンテック、トリナソーラー、アップソーラー、インリーソーラー、ジンコソーラー、カナディアンソーラー、ハンファソーラーワンは生産拠点を中国に持っています。中国メーカーの一覧と比較で各メーカーの特徴比較などをご案内しています。
ここでご案内しているハンファソーラーは、Qセルズに先立って韓国ハンファグループに買収された中国のソーラーファンを母体とするメーカーです。
■製造工程と生産国について
ソーラーパネルが製造されるまでには実に多くの工程を経ます。まずは原料の二酸化ケイ素(珪石)をシリコンに精製(Ⅰ)、インゴットを育成してそれをウェハーとして切り出し(Ⅱ)、ウェハーからセルに加工し(Ⅲ)、最後にモジュール(パネル)として組み立てられます。(Ⅳ)
■「国産」ラベルの実状
半導体などにも利用されるシリコンの精製(Ⅰ)には大量の電力が必要なため、電気代の安い国で作ったものを輸入するのが一般的です。メーカーの中にはインゴット鋳造(Ⅱ)から自社工場の管理において生産しているメーカーもあれば、できあがったセル(Ⅲ)を輸入してモジュールの組み立てだけを行っているメーカーもあり、どちらにおいても最終工程(Ⅳ)のモジュール組立を国内の製造拠点で行っていれば、「国産」ラベルを張って出荷されています。
近年は国内メーカーが海外に生産拠点を移すパターンや、セルを海外から輸入するというパターンが増えつつあります。ここではJPEA(太陽光発電協会)が国内外の太陽光発電関連44企業から取った調査から作成した「日本における太陽電池出荷統計」をもとに、具体的な推移をご案内しています。
■セルの生産国
図は国内に出荷されたセルの生産国と、メーカーの拠点国を示したものです。セルの出荷自体は増えているものの、国内メーカーが国内で生産するパターンだけが減り、代わりに海外での生産が大幅に増えていることがわかります。
統計ではメーカーごとの詳細は明らかにされていませんが、例えば国内大手のシャープは国内でのセル製造の比率を減らしており、多結晶セルにおいては完全に海外メーカー(メーカーの国は非公表)からの輸入に頼っています。またパナソニックは2012年12月からマレーシアの新拠点でセルの製造を含めた一貫生産を始めており、今後も当工場での生産比率をさらに高めていくとしています。
■モジュールの生産国
以下は国内に出荷されたモジュールの生産国と、メーカーの拠点国を示したものです。セルと同様に大きく海外生産にシフトしているのがわかります。
逆に2012年にはゼロであった「海外メーカーで国内生産」という組み合わせが2013年には海外メーカーの出荷の約8.5%を占めるほどに成長していることがわかります。レネソーラや伊藤組モテックが例です。
http://standard-project.net/solar/maker/country.html