おかあちゃん 私…

おかあちゃん、昨夜ね。
何だか　寂しくて　悲しくて…
もう　生きていたくなくて　おかあちゃんのとこに行きたくて　行きたくて
強くなれない自分がいる。
ごめんね。ごめんね。っておかあちゃんに謝っている。
私　遺書を書いたんだ。
ワン子は　里親を探さないと…
幸せになってほしい。ごめんね。幸せにしてあげられなくて。
そんな事も　書いたんだ。

おかあちゃんが　1番望んでいない事なのに。
分かっているんだ。健康な私がこんな事　言ったりしてはいけない。
生きたくたって　生きられない人がいるのに。
おかあちゃんだって　もっと生きたかったのに
ヒロの傍で　笑っていたかったのにね。
だけど　たまらなくて。おかあちゃん。
治らない病気になったらいい。なんて思ったり。
最低だね。本当に病気で苦しんでいる人がいるのに。
私は　最低だね。

前に会った　おばあちゃんが「時間が　ね。時間が段々解決してくれるよ。3年は無理。10年経っても
悲しい時がある。歳をとったって　悲しいもんだよ。一人涙する事だってあるよ」
そう言った。おばあちゃん、私は　どうしたらいいの。

今日、お仏壇を預ける。位牌は　私と一緒だよ。
しばらく　おかあちゃんのお家は預けるよ。
お家が　直るまで預けるよ。

命ある限り　おかあちゃんを守っていかないと。
おかあちゃんが　一生を掛けて私を　守ってくれたように。
私が　おかあちゃんを守っていくよ。

おかあちゃん、本当にごめんなさい。命は大切にするよ。

おかあちゃん、ありがとう。好き　好き　好き　大大好き　大大大好きだよ。愛しているよ。
これからも　ズーと　ズーと　ズーと　ズーと　ズーと　一緒だよ。よろしくね。

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9月3日
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