おかあちゃん(高齢者のガン)私のオッパイ(石灰化)??? とワン子

2006年8月母は肺がんと診断される。完治目的の定位放射線治療を受ける。

おかあちゃん 光っているよ

2012年09月26日 00時46分45秒 | 母の事(肺がん) そして絆
おかあちゃん、おかあちゃん、おかあちゃん。
大きな声で呼んでみたくなった。
何だか「うん。どうしたん。」って答えてくれそうで。
可愛いお顔で 答えてくれそうで。
甘えていたね。ごめんね。何も出来なくて。

おかあちゃん、何を見ても美しく見えたよ。
何を見てもキラキラ光っているんだ。
お花が キラキラ。とてもきれいだ。
こんな経験は、初めてだった。
私が、乳がんかもと言われて病院を出た時 似た経験をした。
小石も 草花も 光って綺麗だった。
でも あの時は 私が 透明のドームに入っているように思った。
皆から 引き離されたようなそんな気がした。
今度は、何が起こるのかな。
いいことだといいね。

5年間 おかあちゃんと病気に寄り添えて私は 幸せだった。
なのに、おかあちゃんに不満をぶつけたね。
「私は、この5年間 どんなに苦しかったか。心配で 心配で。おかあちゃんに分かる。」
おかあちゃんは黙って私を見てた。手を握ってくれた。
その時、私はなんて事を言ったのかと自己嫌悪に襲われた。
私は、おかあちゃんに助けられて生活してきた。
1人は 寂しいよ。
頑張るよ。頑張らねば。頑張ってみるよ。
見ててくれるよね。おかあちゃん。私は ズーと おかあちゃんに甘えていくよ。

おかあちゃん、ありがとう。好き 好き 大好き 大大好き 大大大好き。愛しているよ。
これからも、ズーと ズーと ズーと ズーと ズーと 一緒だよ。よろしくね。
コメント
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