家造りは順調に進んでいて、ネタになるようなトラブルも発生していない。まぁそれが当たり前なんだけど、何だか不安になるのはなんでだろう(笑)
家のコトを気にかけてくれる人が少なくないので、こだわった点について一部紹介しようと思う。
ボクは室内外共に、自然素材を使った塗り壁の家に憧れていた。
しかし塗り壁は材料費も工賃も高くつくコトを知り、一度は諦めた。
時には諦めも肝心である。
…それでいいの(心の声)?
え?
結局、憧れを捨て切れず、二階部分の外壁のみ塗り壁にするコトに。
家造りって、色々面倒臭くなって設計士さん任せにする人も多いらしい。
確かにそれも分かる。
設計士さんのセンスと専門性に任せておけば安心だからだ。
でもボクはボクなりに、細かいトコまでとにかくこだわった。
思いついたコトは遠慮なく全て提案してみた。
まぁ一生に一度の買い物なのでそれで良いと思ってはいる。
さて、目の粗い下地を塗って乾かした後、上塗りして仕上げられた漆喰の塗り壁。
左官職人さんの丁寧な塗り跡が実に味わい深い。
使用したのはスイス漆喰と言って、ヨーロッパなどで壁材として3000年以上前から使用されてきた素材。
天然素材の石灰岩は頑丈(100年かけて最石灰化する)で吸湿性も高い、そしてなんと言ったって際立つ白さが美しい。
早く夏の強い日差しに照らされて欲しいものだ。
家の中の工事も順調に進んでいる。
理想と予算的な現実の中、内観は可能な範囲で木目を見せるコトを意識した。
梁(はり)をなるべく見せたいと思ったのは、木曽で入った古民家カフェの影響。目指すは古風でも和風でも洋風でもなく、みんぺー風な家!?
まぁそこで生活するんだから、見た目だけじゃなくて、実用性も大切にしないといけない。
あとは家族の意見も。
ボクのこだわりは時に暴走してしまいがちなので(笑)、設計士さん達の専門的で冷静なアドバイスが有難かった。
本棟造りに憧れて屋根の形にこだわったので、二階の二部屋は勾配天井になっている。
実用性では一般的な平らな天井が良いと義父から指摘を受けたけれど、ここはゆずれなかった。
実際に形になってみると、秘密基地感?屋根裏感?が、堪らなく良い。
実際に形になってみると、秘密基地感?屋根裏感?が、堪らなく良い。
二階各部屋の内装は、それぞれ「空」「樹」「大地」「山小屋」とテーマを決めた。
トイレではウォーリーを探せる予定!?
どんな仕上がりになるのかボクにも分からない(笑)
家造りは大工さんたちに任せるしかないのだけど、ボクたちに出来るコトも。
ここは火事で全焼寸前だった奇跡の倉庫。
そんな倉庫内にて、休みの日に家族総出で作業した。
以前の家で使っていたシステムキッチン、洗面台など使えるものは処分せずに再設置予定なのである。
建て替えを機に全て新調するのも良いんだけど、やっぱりまだ使えるものは使わないと。
以前の家で使っていたシステムキッチン、洗面台など使えるものは処分せずに再設置予定なのである。
建て替えを機に全て新調するのも良いんだけど、やっぱりまだ使えるものは使わないと。
そして、奥にある大量の荷物も何とかしないといけない。
実はもう一箇所、倉庫を借りていて、そこにも同じくらい荷物があるんだから、さぁ大変(笑)
金と土地さえあれば、いくらでもこだわりの大きな家を建てられる。
決してそうではないっていう現実の中、あれこれ試行錯誤してきた。
こだわり詰まった新築工事、車庫を含めて全て完成するのは来年2月予定、ワクワクが止まらない。