
長野県枠での聖火ランナーに決まった訳だけど、その反響がスゴい。
人口十数万人、長野県で四番目の規模の街でのニュースはまたたく間に駆け巡った。
フェイスブックでは沢山のコメント、過去最多165イイネ(゜o゜)

とにかく行く先々でその話題になる。
仕事で電話かけてもその話題になる。
外を歩いていると地域の皆さんから声をかけられる。
新聞見たよー!
おめでとー!
ちょっとした「時の人」的な扱いだ。
ボクの家族も同様で、職場や学校でその話題になったそうだ。
嬉しそうに話してくれる。
様々な場所で、ボクを知る様々な人が、ボクが聖火ランナーに選ばれたコトを話題にしてくれたみたい。
私のお父さんが、旦那が、友達が、同僚が、先輩が、患者さんが、お客さんが、あの施設の職員さんが…って。
どうやら聖火ランナーに選ばれるってのは、思っていた以上にスゴいコトで、光栄なコトらしい。
とりあえず至る所で明るい話題として出されているのは事実の様だ。
もちろん人生初な訳だけど、当事者としては、これまで味わったコトのない感覚に。
どこに行っても見られている(気がする)。
知り合いに会うと皆その話題になる。
結果、常にその話題に備えてしまう自分がいる。
そして、その話題にならないと、あれ?って思ってしまう自分がいる( ゚д゚)
聖火ランナーの話は?
って。
ヤバいヤバい。
みんぺー、調子に乗ってんじゃねーぞ。
そう自分を戒め、必死に平常心を保とうとするボク。
評価されたのは子ども虐待防止のオレンジリボンの活動であって、ボクだけの力ではない。
浮かれていてはダメだ。
勘違いしちゃダメだ。
一方で、ヒャッホー!って浮かれようとする自分もいる。
だって百数十倍の倍率から選ばれたんだし、人生で一度の快挙だ。
これはスゴいコトだ。
時々、心の中でニヤけてしまう。
確定して以降飲む酒はやたら美味いし(笑)
決して優れた人間ではない一般人のボクはそんな状態。
チョー嬉しいし、ワクワクする。
調子に乗らないように、人知れず自分の心と闘う日々なのである。
でも、色々地道に努力してきた結果だと言われると素直に嬉しい。
故郷を離れて25年が経つ。
様々な葛藤を経て、遠く離れたこの地で生きると決め、家の建て替えも決めた。
オレンジリボンの活動をして5年目、児童養護施設で働き始めて、来年度が20年目になる。
そんなタイミングでの聖火ランナー決定。
きっと何か意味がある。
地区の地域作りフォーラムの講師としての依頼も受けた。
そういうリクエストには可能な限り応えようと思っている。
この地域に必要とされ、元気を与えられる存在になれるのだとしたら幸せだ。
東京と大分という故郷を離れ、津軽の地でそんな存在になった両親のように。
