民平的幸せ体感記3【40代編】

かつて世界一周一人旅をした「みんぺ~」のユルくてどうでもいいブログ。ちょっとハッピーな気持ちになれるとかなれないとか。

思い出の場所と品

2018年10月01日 | 日記
お別れ会翌朝、コキータくんとお散歩のようなジョギングをした。

ボクが小学生の頃に過ごしていた団地。親父との思い出が詰まりまくり。友達が住んでいた古い棟は廃墟と化し、立ち入り禁止になっていた。「土手」と呼ばれたこの場所で、暗くなるまで遊び、最後は母に大声で呼ばれておしまい。

そんな日々を積み重ねてた。
よく野球をやっていたその場所の隅にあった小さな木は、信じられない位な巨木になってた。
もうここで野球やるのは無理だな、と思った。

いや、そもそも外で野球をやる子たちなんて今はいないんだろう。
昔と何も変わっていない母校。

通学路を通り、途中の道草ポイントやら、友達と遊んだ場所をコキータくんに教えてあげた。

近所の公園。
ここでも暗くなるまでよく遊んだものだ。

あれから、30年近く時が流れた。

親父の遺品をいくつか貰うコトに。

なんていう名前か分からないけど、校長先生とかがネクタイの代わりに付けるやつ。ボクにこれを付ける日が来るのか分からないけれど、親父らしい品というコトで。

ネクタイもいくつか。
いつかの父の日か誕生日にあげたシャツ。
革の財布。
財布を年に数回失くすボクが一番貰っちゃいけないものだ。
このウォレットチェーンがきっとボクと親父を繋いでくれる。

失くさない、いや、失くせないでしょ、さすがにコレは。

今まで失くそうと思って物を失くしたコトはない。

↑当たり前だ。

帰宅後、母から家族ラインに、これは誰の忘れ物?と投稿があった。黒いネクタイと黒いパンツだ。

お察しの通り、ボクとコキータくんの忘れ物である(笑)

相変わらずだ。

親父はしばらくの間、ボクたちが心配で天国に行けない気がしてきた。

でも無宗教なのでその辺のタイミングはきっと自由だ。

人生には、変わっていくものと、変わらないものがある。

変えたいのに変えられないコトも…。

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