お別れ会翌朝、コキータくんとお散歩のようなジョギングをした。
ボクが小学生の頃に過ごしていた団地。親父との思い出が詰まりまくり。友達が住んでいた古い棟は廃墟と化し、立ち入り禁止になっていた。「土手」と呼ばれたこの場所で、暗くなるまで遊び、最後は母に大声で呼ばれておしまい。
そんな日々を積み重ねてた。
よく野球をやっていたその場所の隅にあった小さな木は、信じられない位な巨木になってた。
もうここで野球やるのは無理だな、と思った。
いや、そもそも外で野球をやる子たちなんて今はいないんだろう。
昔と何も変わっていない母校。
通学路を通り、途中の道草ポイントやら、友達と遊んだ場所をコキータくんに教えてあげた。
近所の公園。
ここでも暗くなるまでよく遊んだものだ。
あれから、30年近く時が流れた。
親父の遺品をいくつか貰うコトに。
なんていう名前か分からないけど、校長先生とかがネクタイの代わりに付けるやつ。ボクにこれを付ける日が来るのか分からないけれど、親父らしい品というコトで。
ネクタイもいくつか。
いつかの父の日か誕生日にあげたシャツ。
革の財布。
財布を年に数回失くすボクが一番貰っちゃいけないものだ。
このウォレットチェーンがきっとボクと親父を繋いでくれる。
失くさない、いや、失くせないでしょ、さすがにコレは。
今まで失くそうと思って物を失くしたコトはない。
↑当たり前だ。
帰宅後、母から家族ラインに、これは誰の忘れ物?と投稿があった。黒いネクタイと黒いパンツだ。
お察しの通り、ボクとコキータくんの忘れ物である(笑)
相変わらずだ。
親父はしばらくの間、ボクたちが心配で天国に行けない気がしてきた。
でも無宗教なのでその辺のタイミングはきっと自由だ。
人生には、変わっていくものと、変わらないものがある。
変えたいのに変えられないコトも…。
ボクが小学生の頃に過ごしていた団地。親父との思い出が詰まりまくり。友達が住んでいた古い棟は廃墟と化し、立ち入り禁止になっていた。「土手」と呼ばれたこの場所で、暗くなるまで遊び、最後は母に大声で呼ばれておしまい。
そんな日々を積み重ねてた。
よく野球をやっていたその場所の隅にあった小さな木は、信じられない位な巨木になってた。
もうここで野球やるのは無理だな、と思った。
いや、そもそも外で野球をやる子たちなんて今はいないんだろう。
昔と何も変わっていない母校。
通学路を通り、途中の道草ポイントやら、友達と遊んだ場所をコキータくんに教えてあげた。
近所の公園。
ここでも暗くなるまでよく遊んだものだ。
あれから、30年近く時が流れた。
親父の遺品をいくつか貰うコトに。
なんていう名前か分からないけど、校長先生とかがネクタイの代わりに付けるやつ。ボクにこれを付ける日が来るのか分からないけれど、親父らしい品というコトで。
ネクタイもいくつか。
いつかの父の日か誕生日にあげたシャツ。
革の財布。
財布を年に数回失くすボクが一番貰っちゃいけないものだ。
このウォレットチェーンがきっとボクと親父を繋いでくれる。
失くさない、いや、失くせないでしょ、さすがにコレは。
今まで失くそうと思って物を失くしたコトはない。
↑当たり前だ。
帰宅後、母から家族ラインに、これは誰の忘れ物?と投稿があった。黒いネクタイと黒いパンツだ。
お察しの通り、ボクとコキータくんの忘れ物である(笑)
相変わらずだ。
親父はしばらくの間、ボクたちが心配で天国に行けない気がしてきた。
でも無宗教なのでその辺のタイミングはきっと自由だ。
人生には、変わっていくものと、変わらないものがある。
変えたいのに変えられないコトも…。
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