気がつけばあんなに連日飛び交っていた暴言が、不器用で無愛想な、でもどこか憎めないつぶやきに変わっている。
朝日に照らされた味噌汁から上がる湯気をボーっと眺めながら、そんな最近を思い返した。
相変わらず挨拶に反応なかったし、バタバタな朝だったけど、全員登校したし、まぁ悪くない朝である。
ふぅ。
子どもに、後輩に、注いだ心身のエネルギーが無駄じゃなかった。
みんなそれぞれ成長してる。
どんなに忙しくても、ふと、そんなコトを気付ける余裕は大切にしたい。
時に壁にならないといけない父ちゃん的存在として、何をすべきか、何が出来るか、何をしないべきか。
考えて、行動して、考えて、そして行動して。
児童養護施設の仕事に就いて20年目、長く勤めると、手の抜き方、楽な仕事の仕方が分かる。
良くも悪くも。
でも、愛着に課題を持った子どもと本気で向き合おうとすると、無限のエネルギーが必要になる。
見返りなんて求めてられない。
まぁ子育てなんてそんなもんだ。
そんなコトを改めて感じる今日この頃。
子どもも大人もみんなハッピーになれますように。
子どもも大人もみんなハッピーになれますように。