護憲+グループ・ごまめのブログ

護憲+・現憲法を守るグループの一人して、今後の社会の状況を戦時を経験した一人として社会を見つめていきたいと思います。

金曜日 06/03・各社社説

2011年06月03日 14時10分43秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
11年6月3日 金曜日 06/03・各社社説

今日は内閣不信任騒動の社説一色
国民から見たらバカな話で,よく見ると代議士たちは次の選挙を見つめた内閣不信任騒動の様なきがする。
兎に角、民主党の造反組は党内分裂を避けただけ,特に張本人の小沢氏は棄権という行動に出る。民主党も彼を含めた造反者を除名にできなきゃ民主党の先が短いと思うべきだろう。
兎に角、衆議院解散が筋だろうがも今は其の余裕もないはず、復興の目安が付いてから総選挙に打って出るべきではないだろうか。


     


朝日新聞(社説)
菅首相辞意表明―不毛な政争に区切りを(全文はここからお入り下さい)

見たくないものを見せられた気分だ。一連の内閣不信任騒動が示したものは、非常時の国に、非常識な政治がはびこる寒々しい現実だった。
 国の最高指導者が任期満了ならいざ知らず、将来の退陣を明らかにするのは極めて異例であり、重い決断だ。
 なのに、これで政治が変わるという期待感が広がらない。肝心の退陣時期があいまいなうえ、ただただ民主党の分裂回避を優先させた結果にしか見えないからだ。あまりにも論理が内向きなのだ。

■辞任はやむなし
■小沢氏を除名せよ
■旧世代は総退陣を




読売新聞(社説

首相退陣表明 「ポスト菅」で強力政権を作れ(全文はここからお入り下さい)

首相退陣を引き延ばすことに一体何の意味があるのか。結局、菅政権の抱える問題を先送りしただけである。
 菅首相が、東日本大震災の復旧・復興と東京電力福島第一原子力発電所事故対応に一定のメドがついた段階で退陣する意向を明らかにした。
 内閣不信任決議案の採決を控え、民主党内から造反の動きが拡大し、否決されても党が分裂状態になる可能性が強まっていた。
 党の分裂や、可決による衆院解散・総選挙を懸念した鳩山前首相らに説得された末の“内向き”の退陣表明と言えるだろう。
 衆院で不信任案は否決されたが、民主党議員の造反は17人に上る。少ない数ではない。

◆与野党連携で迅速な復興を◆
◆明示すべき辞任の時期◆
◆2次補正予算が急務だ◆
◆政権公約の抜本改定を◆




毎日新聞(社説

菅首相退陣の意向 もう混乱は許されない(全文はここからお入り下さい)

東日本大震災の復旧・復興がまだ緒に就かず、東京電力福島第1原発事故が一向に収束しない危機的状況が続く中で、内閣不信任決議案が可決され、首相交代や衆院解散・総選挙の事態に突入する--。そんな最悪のシナリオだけは回避されたことに、ともあれ安堵(あんど)する。
 菅直人首相が2日、震災や原発事故対応に一定のめどをつけた段階で退陣する考えを表明した。造反の動きを見せていた民主党議員も大半はこれを了承し、衆院本会議で採決された不信任案は否決された。

◇辞める時期を明確に
◇いずれ解散・総選挙を




産経新聞(社説)

首相「退陣」表明 「死に体」で復興はできぬ(全文はここからお入り下さい)

遅きに失した菅直人首相の事実上の退陣表明は、不透明さがつきまとうが、東日本大震災などの対応の不手際を認めざるを得ず、政権運営は限界にきたと判断したためだろう。
 きわめて無責任な首相の対応が「人災」を拡大していただけに、震災復興などに一定のめどがついた段階ではなく、一刻も早く退陣することが国益と国民の利益にかなうと指摘したい。「退陣」を予告して「死に体」に陥った首相が政権の求心力を維持することは困難だからだ。
 看過できないのは、首相が「若い世代に責任を引き継いでほしい」と語ったことだ。これは民主党内で政権をたらい回しにすることではないか。

■許されない政権のたらい回し
◆やはり総選挙が筋だ
◆野党は追及緩めるな



日経新聞(社説

首相は懸案片づけ早期退陣の時期示せ(全文はここからお入り下さい)

自民党などが提出した内閣不信任決議案の採決に先立ち、菅直人首相は民主党代議士会で、東日本大震災への対応などに一定のめどがついた段階で退陣する意向を表明した
 具体的な退陣時期は不透明だが、首相の求心力が一段と低下するのは避けられない。野党側が批判するように、菅内閣が「死に体」となり、外交分野などにも悪影響が及ぶ懸念がある。

混乱の拡大は避けよ
強力な新政権で出直せ




東京新聞(社説
菅首相辞意表明 政治停滞脱する契機に(全文はここからお入り下さい)

菅直人首相が大震災・原発事故対応に一定のめどがついた段階で辞任する意向を表明した。この決断を「政治の停滞」から脱する契機にせねばならない。
 六月二日は「民主党首相辞意表明の日」と歴史に刻まれるかもしれない。一年前、鳩山由紀夫前首相が辞意を表明した同じ日に、後継の菅首相も辞意表明することになるとは、歴史の偶然なのか。
 安倍晋三元首相以来、一年で交代する首相が五代続くが、東日本大震災・原発事故では菅内閣の対応の不手際が指摘されており、被災者対応を前進させる契機になるのなら前向きに受け止めたい。

◆民主党の分裂回避
◆変わらぬ「ねじれ」
◆衆院解散が筋だが