ばーばの独り言

愛する娘へ。孫と過ごす喜びと身辺の出来事

☆ 芋煮用のさといも

2009-11-18 01:43:30 | よもやま話
 ↑は山形の芋煮です。 残りものですが、いかがでしょうか。。

山形の93歳の義母から小包が届きました。
余所からいただいた芋煮用のさといもがとても美味しかったからと
お裾分けだそうです。
「芋煮にはこのさといもが一番だから息子に食べさせて下さい。
 材料は、さといもの他に、ごぼうをささがきにして、こんにゃくと
 牛肉は安いもので良いよ。この四つさえ入れれば大丈夫。」
とのこと。

ツレは今まで「芋煮 芋煮」とあまり催促しなかったので、
料理した記憶はほとんどありません。
むか~し、つくったかも? というあいまいな記憶だけ。

芋煮の味の記憶は、東京の家で身内のお祝い事があった時に、
義母主催で親戚を大勢呼んで、山形牛を使って芋煮会を開いたこと。
まだ、40代の後半だった私は、芋煮なべの見張り番を兼ねて、
娘と共にサービス係として徴収されました。
働いた権利として、いざ食べる番になると、芋そっちのけで
牛肉の美味しさに舌鼓を打ちましたっけ。
だから微かに味を覚えている程度でした。

参考になるレシピが欲しい。で、困った挙句ネットで検索。
しかしレシピになると、肝心の味付けはどんぶり勘定で、適宜とか
お好みで、とかで参考になりません。
やっと一つだけ参考になるブログを見付けました。
それがいつも私が料理のヒントを頂いている「電網郊外散歩道」さんの
山形芋煮の作り方」だったのです。

ブログの記事の所を開けっ放しにして料理しました。
甘いのが好きなツレの注文で砂糖を少し多めに入れましたが、おかげさまで
美味しい芋煮が出来上がりました。
熱々をフーフーしながらカメラなど目もくれずに食べて、一段落した後に
やっと写真を撮る気になって、残りの芋煮を大きな椀に入れて、
少々心細い内容に心痛めながら撮った写真が、一番上の写真です。

椀の中では明らかにさといもが「主役」になっていました。
ぬめりが強く粘りのある味が特徴、とnarkejpさんに教えて頂いたとおりです。
おいし~い♪ じゅうぶん主役を張れる 芋煮用の芋でした。

しょうゆ味の筈が味噌味のような写真になっています。
白い細かい泡が立って、いちど吹きこぼしたのに、まだまだ粘りの
泡が立つのです。
しまいには出し汁のなかに芋が溶け出す始末です。
義母にお礼の電話、忘れていました。
あなたの息子は大喜びで食べました、と明日は報告しなくちゃ。





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4 コメント

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Unknown (オールドレディー)
2009-11-18 09:15:29
いくつになっても母は息子を忘れないのですね。母の愛情のさといも、さぞかしおいしかったことでしょう。それと、ばーばさんの愛情も加わって…。

山形の芋煮会の話題はよく耳にしますが、やはり山形牛だからこそでしょうか。牛肉がおいしくなければダメでしょうね。
味はすき焼きの薄味くらいですかね?

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オールドレディーさんへ (ばーば)
2009-11-18 13:51:45
いくつになっても母は母のようです。
息子や娘が、壮年を通り越して、現実60~70歳になっても、
母親にとっては心配の種なんでしょうね。
お礼の電話をしたら「また美味しい野菜を見つけたら送るから。」と言われました。
山形の地で、最高に美味しい野菜を見つけるのが楽しみ、とも言っていました。
その意欲に、中度の高齢者の私は脱帽しています。

牛肉ですが、私が使ったのは近くの百貨店のバーゲン(毎月29日は月に一度の肉の日)の時に、400g899円で売り出した安い切り落としです。それも冷凍庫に入れたを解凍したのです。安い肉も当たりと外れがあるので食べてみないと分らないのが難です。
今回は大当たりでした。
牛肉も
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レシピが役立ちましたようで (narkejp)
2009-11-20 20:22:54
良かったです~(^_^)Y
そうそう、この芋ですよ。地場産の里芋ですね。昔、関東在住だった頃は、セレベス島のタロイモみたいな里芋で、芋煮にはぜんぜん粘りがなくて残念でした。清水の舞台から飛び降りる決意で故郷にUターンしましたが、裏の畑でとれる美味しい野菜と果物と山形交響楽団の演奏を満喫しております(^o^)/
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narkejpさんへ (ばーば)
2009-11-21 10:01:33
有難うございます。
お陰さまで、昨夜も息子たちに芋煮を作ってご馳走しました。
普段あまり野菜を取りたがらない孫も椀の中のものは積極的に食べていました。
やっぱり血筋でしょうか。
そうそう、むかし母に料理されたのは純粋のさといもではなく、
ちょっとえぐみのあるセレベスでしたね。
満喫しているのはあと一つ、読書もありますね。
最近スカーペッタが増えたようで、あの本の独特の世界を再度味わう為に図書館から借りて読み返そうかと。
思い切ってUターンなさった甲斐がありますね。ウィークデイの会社仕事とご実家での週末農業、理想的生活スタイルだと思います。
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