サントリーホールでのコンサートの翌日は、久し振りに来客でした。
子どもが幼稚園に行っていた頃知りあった父兄です。もうずっと昔のママ友ですが
気ごころ分かっているので、かえって手厳しい人たちでもあります。
手首の骨折で、来客は大目に見て貰っていたのですが、有る程度復帰したので
ボチボチ・・・
このお花は風音さんから、娘の命日の前日に届きました。
彼女は再婚して、ことし赤ちゃんが生まれました。
息子からも
積もる思いは沢山あるのだけれど、そんなに長くは待たせないような気がして。
4月8日の月曜日は、日本語センターでの朗読仲間と「かえりやま」というフレンチレストランでランチ。
白いポタージュスープとパンが美味しく、メインは魚料理のパイ包みで
ボリュウムもあって豪華で満足しました。
サントリーホールも地下鉄銀座線の「溜池山王」。 フレンチレストランも「溜池山王」で下車。
娘が晩年、短い間住んでいたところも溜池山王なのです。
彼女の結婚式も溜池山王13番出口を出てすぐ目の前のANAホテルでしたから
何かと思い出に出てくる懐かしい場所でもあるのです。
そして18日だったか、兼ねてより是非観たいと思っていた
「ルーベンス展」にTちゃんと2人で行って来ました。
場所は渋谷の東急文化村の中のザ・ミュージアム。
12時少し前に着いたので、ランチを先にすべきか、ルーベンスを観てからにすべきか
迷いましたが現地に着くと、俄かにお腹が空いてきてレストランに突入。
ランチを頼みました。
今回はテラス席です。混んでいましたが「ルーベンス展」の特別メニューで「真鱈のムニエル ムール貝とアンディーブとともに」 バゲット付き で、冷性パンプキンスープとサラダビュッフェも付いていました。
サラダビュッフェがカラフルでとても美味しそうだったので山盛りに持ってきてしまいました。下の写真です。
秋から冬にかけてずっと我慢の自宅ご飯だったので、外出してのランチはみんな嬉しくて美味しく感じました。
「ルーベンス」というと、私くらいの世代だと一番早く覚えた西洋画家の名前だと思います。
幼いとき、あるいは子どもになってから、「フランダースの犬」という本を読みました。
その物語は、主人公のネルロと犬のパトラッシュが憧れのルーベンスの画を観ながら満足して
息絶えていく、というのが最後なのです。
ところが終戦後間もなくの時代、ルーベンスがどんな画描きなのか、観るチャンスなど有る訳もなく、
図画の教科書に載っている訳でもなく、ずっと心の片隅で気になりながらも過ごしてきたのです。
何十年を越えてやっと観る事のできる作品です。
ルーベンス展の広告は観ていました。 それまでの西洋画家とは何か違う印象を持ちました。
活き活きしていて、瑞々しい人間が描かれていました。
これが、ルーベンスならぜひ観たいな、と心動かされました。
会場に入ると沢山の人で、混み合っていました。
一緒に来たTちゃんとはあっという間に離ればなれになってしまいました。
かえってそれが良かったのかもしれません。
自分のペースで観られますから。
順不同で感想を書きます。
展覧会を観て知りましたが、その瑞々しい画は 復活の日のイエスキリストの画でした。
会場には十字架から降ろされた土気色のイエスと、嘆き悲しむ聖母マリアとマグダラのマリア等が
描かれていて、その隣に復活のイエスの画が飾られていました。
瑞々しく肉感的な優しい顔立ちの青年イエスなのです。
今まで西洋絵画で観て来たイエスはこの世の罪を一身に背負い、悲しみと慈愛の痩せた姿ばかりでした。
こんな魅力的な彼の姿は初めてです。嬉しい衝撃でした。
ルーベンスの描く画の人物はみんな現在も生きているように感じました。
お肌の色の下には血管が活き活きと脈打っている。
私にとって西洋画は多少前世紀の遺物的な感じが拭えず、画と自分の間に明らかな隔てがありましたが、
今回はみんな生きているようです。
アントワープ工房で製作されたルーベンスの画は大作だし、作品も多く飾られ圧倒的でした。
「ザ・ミュージアム」って何度か来たけれど、こんなに広いとは今まで知りませんでした。
昨年は「レオナルド・ダビンチ展」でした。作品も少なくちょっと物足りなかったかな?
贅沢いうなって言われそうですけど。
だいたい観終わる頃、きっとTちゃんも出口近くに来ているだろうと思ったら、あたり で
彼女が出て来ました。
2人でゆっくりお茶して、感想を述べ合いたかったのに、いつの間にか帰りの電車乗り場
近くに来ていたので感想も話し合わずに、まっしぐらに家に帰ってきてしまいました。
実は非常に草臥れていました。 消耗しきっていた、と言って良いほど。
ルーベンス展観ただけで、こんなに草臥れるとは思いもよりませんでした。
ひたすら、家に帰って眠りたい!
家に戻り、ほとんど2日間、家事以外の時間は眠っておりました。
まさか、ルーベンスの時代の方たちと交流してしまったわけではないでしょうに・・・
子どもが幼稚園に行っていた頃知りあった父兄です。もうずっと昔のママ友ですが
気ごころ分かっているので、かえって手厳しい人たちでもあります。
手首の骨折で、来客は大目に見て貰っていたのですが、有る程度復帰したので
ボチボチ・・・
このお花は風音さんから、娘の命日の前日に届きました。
彼女は再婚して、ことし赤ちゃんが生まれました。
息子からも
積もる思いは沢山あるのだけれど、そんなに長くは待たせないような気がして。
4月8日の月曜日は、日本語センターでの朗読仲間と「かえりやま」というフレンチレストランでランチ。
白いポタージュスープとパンが美味しく、メインは魚料理のパイ包みで
ボリュウムもあって豪華で満足しました。
サントリーホールも地下鉄銀座線の「溜池山王」。 フレンチレストランも「溜池山王」で下車。
娘が晩年、短い間住んでいたところも溜池山王なのです。
彼女の結婚式も溜池山王13番出口を出てすぐ目の前のANAホテルでしたから
何かと思い出に出てくる懐かしい場所でもあるのです。
そして18日だったか、兼ねてより是非観たいと思っていた
「ルーベンス展」にTちゃんと2人で行って来ました。
場所は渋谷の東急文化村の中のザ・ミュージアム。
12時少し前に着いたので、ランチを先にすべきか、ルーベンスを観てからにすべきか
迷いましたが現地に着くと、俄かにお腹が空いてきてレストランに突入。
ランチを頼みました。
今回はテラス席です。混んでいましたが「ルーベンス展」の特別メニューで「真鱈のムニエル ムール貝とアンディーブとともに」 バゲット付き で、冷性パンプキンスープとサラダビュッフェも付いていました。
サラダビュッフェがカラフルでとても美味しそうだったので山盛りに持ってきてしまいました。下の写真です。
秋から冬にかけてずっと我慢の自宅ご飯だったので、外出してのランチはみんな嬉しくて美味しく感じました。
「ルーベンス」というと、私くらいの世代だと一番早く覚えた西洋画家の名前だと思います。
幼いとき、あるいは子どもになってから、「フランダースの犬」という本を読みました。
その物語は、主人公のネルロと犬のパトラッシュが憧れのルーベンスの画を観ながら満足して
息絶えていく、というのが最後なのです。
ところが終戦後間もなくの時代、ルーベンスがどんな画描きなのか、観るチャンスなど有る訳もなく、
図画の教科書に載っている訳でもなく、ずっと心の片隅で気になりながらも過ごしてきたのです。
何十年を越えてやっと観る事のできる作品です。
ルーベンス展の広告は観ていました。 それまでの西洋画家とは何か違う印象を持ちました。
活き活きしていて、瑞々しい人間が描かれていました。
これが、ルーベンスならぜひ観たいな、と心動かされました。
会場に入ると沢山の人で、混み合っていました。
一緒に来たTちゃんとはあっという間に離ればなれになってしまいました。
かえってそれが良かったのかもしれません。
自分のペースで観られますから。
順不同で感想を書きます。
展覧会を観て知りましたが、その瑞々しい画は 復活の日のイエスキリストの画でした。
会場には十字架から降ろされた土気色のイエスと、嘆き悲しむ聖母マリアとマグダラのマリア等が
描かれていて、その隣に復活のイエスの画が飾られていました。
瑞々しく肉感的な優しい顔立ちの青年イエスなのです。
今まで西洋絵画で観て来たイエスはこの世の罪を一身に背負い、悲しみと慈愛の痩せた姿ばかりでした。
こんな魅力的な彼の姿は初めてです。嬉しい衝撃でした。
ルーベンスの描く画の人物はみんな現在も生きているように感じました。
お肌の色の下には血管が活き活きと脈打っている。
私にとって西洋画は多少前世紀の遺物的な感じが拭えず、画と自分の間に明らかな隔てがありましたが、
今回はみんな生きているようです。
アントワープ工房で製作されたルーベンスの画は大作だし、作品も多く飾られ圧倒的でした。
「ザ・ミュージアム」って何度か来たけれど、こんなに広いとは今まで知りませんでした。
昨年は「レオナルド・ダビンチ展」でした。作品も少なくちょっと物足りなかったかな?
贅沢いうなって言われそうですけど。
だいたい観終わる頃、きっとTちゃんも出口近くに来ているだろうと思ったら、あたり で
彼女が出て来ました。
2人でゆっくりお茶して、感想を述べ合いたかったのに、いつの間にか帰りの電車乗り場
近くに来ていたので感想も話し合わずに、まっしぐらに家に帰ってきてしまいました。
実は非常に草臥れていました。 消耗しきっていた、と言って良いほど。
ルーベンス展観ただけで、こんなに草臥れるとは思いもよりませんでした。
ひたすら、家に帰って眠りたい!
家に戻り、ほとんど2日間、家事以外の時間は眠っておりました。
まさか、ルーベンスの時代の方たちと交流してしまったわけではないでしょうに・・・
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