夕方7時に娘の友人のKさんと待ち合わせしてお店に入りました。
コンクリート打ち放しの店内に木のテーブル。
初めてなのに懐かしい雰囲気がします。
お客の年齢も様々で若い人から、おそらく60代と
思われる人たちでいっぱい!
左右の脇から席が埋まってしまうので、7時過ぎに入った
私たちは、中央の前から2番目の席です。
Kさんが「平松さんはあの方。」と教えてくれました。
自然体で気取らない素朴な青年という感じ。
彼は2005年ドイツで行われたハーモニカ世界大会で
ジャズ部門2位の成績だったそうです。
「ほら、ミッキーさんがいる!」
「どれ?」と教えられた方を探すとまさにミッキーカーチス!
彼ら出演者は、私たちの左斜め前の席にいました。
私の若い頃は「ウエスタンカーニバル」最盛期で、
当時有楽町の「日劇」にウエスタンカーニバルを観に行きました。
あの頃の熱狂!チラッと思い出しました。
7時30分、演奏が始まりました。
ハーモニカ ジョー・パワー
ハーモニカ 平松 悟
ピアノ 安斎 孝秋
スペシャルゲストはジョー・パワーの相棒で友情出演の ルイス・Childs
ルイスはギターとボーカル担当。
ハーモニカの音とは思えない情感のある音色!
4人の奏でる音はすぐさま胸に響き渡り
音楽の導く世界に入り込みます。
ハーモニカは、一人でいくつも取り替えて奏でます。
音階によって違う音色なのでしょう。
セッションというのでしょうか? 4人の演奏がどんどん変化して行って
いろいろな音楽が混ざり合っているのが分かります。
と思ったら耳に飛び込んできたのは「サマータイム」!
私のだいだい、大好き~~~な曲!! う~ん、良いなあ!
そして「黒いオルフェ」の曲に切り替わります。
何十年か前、20代の頃だったでしょうか。
映画観ました。悲しかったです。ラスト近くのシーン。
竜舌蘭の上に落ちた黒いオルフェが、ユリディスを抱いて事切れている。
サンバの祭りが終わった街には、みんな去って誰もいない!
ゴミだけが風に舞い上がり、路地を吹き過ぎる。
突然、生活の汚い匂い! 荒涼たる風景!
カーニバルが豪華だっただけに、祭りの後の侘しさはひとしおです。
そんなイメージが次々と現れ、消えてゆく。
ギリシャ神話からの題材で黄泉の国に妻を迎えにいったオルフェウス
演奏はどこまでも哀しく切なく、心に深く突き刺さり、共鳴し・・・
感受性が近頃剥き出しになっている私は涙が止まらない!
涙隠しにメガネを掛けていったのに、はみ出して流れ落ちている。
すっと暖かい手が私の足を撫でていました。
誘ってくれた娘の友達のKさんの手です。
ありがとう。大丈夫だからね。
その後には、スペシャルゲストのミッキーカーチスが紹介されました。
打って変わって楽しいトーク!
まるで綾小路公麿のようなギャグだけど、もっと枯れていて大笑い!
やはりベテランの味ですね。
彼は平松さんとネットで迷子になって出会ったそうで・・・
ハーモニカ暦は2003年から、との事。まだ3~4年!!
一緒にハーモニカ吹いてから、2曲歌いましたが、
その中で昔のヒット曲「ビーバップ ルーラ」も。
若い方もむかし若かった方もみんなで乗って熱い時を過ごしました。
彼が出ると場を浚ってしまう!
観客みんなでリズムに乗り、手拍子をとり、歓声を上げ!
店が小さい分、ホットな家族的雰囲気です。
ジョー・パワーは名のとおり、身体全部を使ってのパワフルな演奏。
平松悟は音に情感があり、丁寧。
技術的にも素晴らしいものを持っているのでしょう。
ルイスはギターとボーカル。特に声は優しくて素敵!
ピアノは? 安定感が有ってどんな場面が来ても安心!
1部から2部の間の休憩時間。
このライブ、ブログに書きたいと思いました。
それにはミッキーカーチスさんの写真が是非ほしいと思い、
何しろ傍にいるので・・・ 遠慮がちに
「あの~、私もウエスタンカーニバル世代です。
お写真を撮らせて頂けますか?」と聞きました。
写真撮れたら「ブログに使っても良いか」と聞くつもりでした。
すると直ぐに気持ち良くOKしてくださいましたが・・・
ミッキーさんの前に座っていらした女性が気を利かせて
「私が撮りましょう。」と言って・・・
アレレ! これは私の筋書きにない!
成り行きでミッキーさんに並んで私も写真を撮られてしまい、
これではブログに使えない!と有り難いやら困惑するやら!
夜は熱いままに更けていき、ステージは終わりました。
このライブ、ワンドリンク付きで3000円じゃ非常にお得、
と思っていたら「ルイスとミッキーさんは後で決まったので
料金の内に入ってない」ということでした。
「でも大勢入ったから良いですけれど。」とお店の方の言葉。
ラッキー!!!
帰り際にKさんと平松さんの写真も撮って、駅の近くでKさんと
別れました。
思い掛けない一日をありがとう!
違う世界を見せてくれてありがとう!
コンクリート打ち放しの店内に木のテーブル。
初めてなのに懐かしい雰囲気がします。
お客の年齢も様々で若い人から、おそらく60代と
思われる人たちでいっぱい!
左右の脇から席が埋まってしまうので、7時過ぎに入った
私たちは、中央の前から2番目の席です。
Kさんが「平松さんはあの方。」と教えてくれました。
自然体で気取らない素朴な青年という感じ。
彼は2005年ドイツで行われたハーモニカ世界大会で
ジャズ部門2位の成績だったそうです。
「ほら、ミッキーさんがいる!」
「どれ?」と教えられた方を探すとまさにミッキーカーチス!
彼ら出演者は、私たちの左斜め前の席にいました。
私の若い頃は「ウエスタンカーニバル」最盛期で、
当時有楽町の「日劇」にウエスタンカーニバルを観に行きました。
あの頃の熱狂!チラッと思い出しました。
7時30分、演奏が始まりました。
ハーモニカ ジョー・パワー
ハーモニカ 平松 悟
ピアノ 安斎 孝秋
スペシャルゲストはジョー・パワーの相棒で友情出演の ルイス・Childs
ルイスはギターとボーカル担当。
ハーモニカの音とは思えない情感のある音色!
4人の奏でる音はすぐさま胸に響き渡り
音楽の導く世界に入り込みます。
ハーモニカは、一人でいくつも取り替えて奏でます。
音階によって違う音色なのでしょう。
セッションというのでしょうか? 4人の演奏がどんどん変化して行って
いろいろな音楽が混ざり合っているのが分かります。
と思ったら耳に飛び込んできたのは「サマータイム」!
私のだいだい、大好き~~~な曲!! う~ん、良いなあ!
そして「黒いオルフェ」の曲に切り替わります。
何十年か前、20代の頃だったでしょうか。
映画観ました。悲しかったです。ラスト近くのシーン。
竜舌蘭の上に落ちた黒いオルフェが、ユリディスを抱いて事切れている。
サンバの祭りが終わった街には、みんな去って誰もいない!
ゴミだけが風に舞い上がり、路地を吹き過ぎる。
突然、生活の汚い匂い! 荒涼たる風景!
カーニバルが豪華だっただけに、祭りの後の侘しさはひとしおです。
そんなイメージが次々と現れ、消えてゆく。
ギリシャ神話からの題材で黄泉の国に妻を迎えにいったオルフェウス
演奏はどこまでも哀しく切なく、心に深く突き刺さり、共鳴し・・・
感受性が近頃剥き出しになっている私は涙が止まらない!
涙隠しにメガネを掛けていったのに、はみ出して流れ落ちている。
すっと暖かい手が私の足を撫でていました。
誘ってくれた娘の友達のKさんの手です。
ありがとう。大丈夫だからね。
その後には、スペシャルゲストのミッキーカーチスが紹介されました。
打って変わって楽しいトーク!
まるで綾小路公麿のようなギャグだけど、もっと枯れていて大笑い!
やはりベテランの味ですね。
彼は平松さんとネットで迷子になって出会ったそうで・・・
ハーモニカ暦は2003年から、との事。まだ3~4年!!
一緒にハーモニカ吹いてから、2曲歌いましたが、
その中で昔のヒット曲「ビーバップ ルーラ」も。
若い方もむかし若かった方もみんなで乗って熱い時を過ごしました。
彼が出ると場を浚ってしまう!
観客みんなでリズムに乗り、手拍子をとり、歓声を上げ!
店が小さい分、ホットな家族的雰囲気です。
ジョー・パワーは名のとおり、身体全部を使ってのパワフルな演奏。
平松悟は音に情感があり、丁寧。
技術的にも素晴らしいものを持っているのでしょう。
ルイスはギターとボーカル。特に声は優しくて素敵!
ピアノは? 安定感が有ってどんな場面が来ても安心!
1部から2部の間の休憩時間。
このライブ、ブログに書きたいと思いました。
それにはミッキーカーチスさんの写真が是非ほしいと思い、
何しろ傍にいるので・・・ 遠慮がちに
「あの~、私もウエスタンカーニバル世代です。
お写真を撮らせて頂けますか?」と聞きました。
写真撮れたら「ブログに使っても良いか」と聞くつもりでした。
すると直ぐに気持ち良くOKしてくださいましたが・・・
ミッキーさんの前に座っていらした女性が気を利かせて
「私が撮りましょう。」と言って・・・
アレレ! これは私の筋書きにない!
成り行きでミッキーさんに並んで私も写真を撮られてしまい、
これではブログに使えない!と有り難いやら困惑するやら!
夜は熱いままに更けていき、ステージは終わりました。
このライブ、ワンドリンク付きで3000円じゃ非常にお得、
と思っていたら「ルイスとミッキーさんは後で決まったので
料金の内に入ってない」ということでした。
「でも大勢入ったから良いですけれど。」とお店の方の言葉。
ラッキー!!!
帰り際にKさんと平松さんの写真も撮って、駅の近くでKさんと
別れました。
思い掛けない一日をありがとう!
違う世界を見せてくれてありがとう!
ほんと、よかったですね。
きっと、娘さんが叶えてくれたんですよ。
あるんだな~~
こういうことって・・。
ミッキー・カーチスさんは
私も知っています。
昔の面影は・・・どこに・・
って、感じですが。
でも、いつまでも歳をとらない少年のようなお茶目
な方ですよね^^
ばーばさん、音楽にお詳しいんですね。
ご自分でも、何か「楽器」始められたらどうですか?
それとも、すでに何かされてるんでしょうか?
ハーモニカライブの興奮が伝わってきました。
音楽って、いいですね。
不思議な力ですよね! 縁・・・
撮ってもらった写真・・・ ぜひ 見たかったですね・・・。
そういうわけにも いかないのが ブログか・・・。
ちゃんと 相手の方に 了解を もらう姿勢が 大好きです。
先日 ラジオの中継に行きましたが
ずーっと 女子アナさんを 携帯カメラで追っている 男性達・・・。
見ているだけで うんざりでした。
プロの方は 慣れているかもしれませんが やっぱり 気持ちが悪いです。
私は 写真を撮るのを やめて サインだけ もらってきました♪
と思っていたのに、娘の友人のお陰で
又行きたい場所に変わりました(^^)
思いって通じる時あるのですね!
以前は音楽に対して鈍感で、
余り興味が無かったのですが
近頃は残されたCDなど聴いていたので
気持ちがナイーブになっているようです。
ミッキー・カーチスさん、知っていましたか?
「昔の面影は、」でプッと噴き出しましたがその通りでしたね!
でも枯れて「ロカビリー」を「老化ビリー」などと
自虐ギャグで同年齢だけでなく、若い人まで
笑わせていましたよ。
楽器は考えたこと無かったけれど・・・
さらささんは三線でしたよね。
街のアチコチ歩く時何が出来るか探してみようかな!
音楽は万国共通語ですものね。
私も今回、とても不思議に思いました・・・
ミッキーさんとの写真!
よく見たら・・・
私の顔のほうがデカイ!
撮る方が不慣れで、中々シャッター押さなかったから、
笑顔が引き攣って怖い顔してる!
許可を得て一人の写真を撮りたかったけど、
私の後ろにカメラを持った人の列が出来ていたので
もう一度、とは言えませんでした。
「お母さん積極的でしたね~」とタバコ休憩で
テラスに出ていたKさんに冷やかされましたよん!
女子アナさんを携帯カメラでしつこく追っている男性諸君!
なんか見たことある風景ですね~
動物的な匂い!アサマシイ感じ!で嫌でしたね~
何処かで見ているな、わたし・・・
ありー-大儲けでしたね~
彼らは演じる事が理屈抜きに楽しいのでしょうね~~
私も来年早々又ジャズコンに行きます、今からとても楽しみ、
ミッキーは芳村マリさんと浮名を流していた事が印象にあります、最近はあの若かった頃に年をそのまま重ねたような感じですね~、あの頃私は、誰が好きとかは無く、皆が好きで、楽しんだ様なきがします
私も、チョットもてたりしていて(笑)楽しい楽しい青春でした
良い日に行ったみたいです!
そのとおり、演じる、演奏することが何よりの楽しみのようでしたね。だからこちらも乗り捲くりって感じで、また違う種類の音楽を楽しみました。
こちらこそ、アレー???
どこの国のジャズコンに行くのかな~?
日本かな~!それとも海外?
ちょっとヤキモチ焼いてしまいますね!
ミッキーさんと真理さん電撃結婚、スピード離婚の
印象が強いですね。
何十年か前にテレビで、ウエスタンカーニバルの舞台中継をやってるのを観ましたが、キーッ!とかキャーとか動物めいた嬌声を上げて失神!
こんなことする筈無い、絵空事ないしは「はしたない」と最初は思っていましたが・・・
・・・が、日劇に行っていざミッキーカーチス、山下敬一郎、平尾昌明が演奏し出すと突然!!
こちらも神がかり的な、あるいは動物的な声を張り上げている自分に気がつき呆然! でもキャーと騒ぐの止められない! 自分の中の野生が制御できなくなり・・・終わった時には恥ずかしかった!!
あの頃は何の心配事も無く若さを無駄に消費していましたっけね。
今も現役ですか???
次回も宜しくお願いします~
Janis Joplinのサマータイムが
特に好きです。
なんか・・こう・・
言い難いよさですよね。
駄文を読んでいただいて、照れるやら恥ずかしいやら! そばを通られた時の笑顔、暖かくて嬉しかったです♪ また伺わせていただきますのでよろしくお願いします
たしかかすれた声の方ですよね。
あの歌声を聴くと、私もすっかり物憂げな
サーマタイムに浸りきってしまいます