☆ 畑の虫

先週の土曜日に畑に行って来た。
昼間は暑かったので、夕方４時に家を出た。
パセリが元気がなく、害虫にやられてしまい、前回引き抜いてしまったので
園芸店に寄り、新しくパセリの苗を２鉢とイタリアン・パセリも２鉢。

家のベランダで７年滞在した高さ４０センチのローズマリーが、
今年になって茶色く枯れてしまい、やむなく処分したので、
新たにローズマリーを１鉢買ってきた。
前のローズマリーは鶏料理の香り付けに切り取り過ぎて、
弱らせた結果、枯れてしまったのだと思う。何事も過ぎてはいけない。

前回来た時、畑に残した一部のさやえんどうは、うどん粉病が進んでしまったので
みんな刈り取り、スーパーのレジ袋の中に細かく切った残骸を入れた。

雑草を抜いたり細かい作業をしていると、地面に幅１ミリ程の緑色の虫が動いていた。
仏心の起きないうちにすばやく足で潰す。

同年くらいの畑仲間が「何を植えているの？」と私の畑を見に来た。
「ミニトマトに、きゅうり、枝豆、万願寺唐辛子、じゃがいも、これはバジル、云々」
と話していると、しゃがみこんでいる私の膝の上に緑色の何かが動いている・・・
見ると、細長い小さな青虫がむずむずと膝の上を急がしく這って、
上半身に這い上がれるくらい近づいていた。

不意打ちだったので「ギャーッ、ギャーッ！」と叫びながら
手の裏で必死で追い払った。
この時は軍手をせずに素手だった。軍手さえしていたら。。
たかが、幅１ミリ長さ３センチ位の青虫なのにこの慌て様！
「虫には慣れた」な～んて偉そうに公言していたし、虫を怖がる人を
（気の毒に）と半ば優越感交じりの同情さえしていたのに・・。

身体の上に這い上がられたら、あっという間にパニック！
我ながら恥ずかしかった！
それ以上に困ったのは、私の畑に入って話し込んでいた畑仲間（男性）だと・・
いくら十分熟年に達していても、突然（本籍女性の）私が悲鳴を上げるのは
まずいよね～。

その後、いろんな冗談言って、大笑いしてその場をお互いに取り繕ったけれど。

畑でこの先２度と、悲鳴を上げないようにします。