ばーばの独り言

愛する娘へ。孫と過ごす喜びと身辺の出来事

☆ 入院と童話 と小説

2015-05-06 13:29:51 | 健康・病気

病院に入院している時は、一通りの処置が終わった後は、患者としては遣る事がなく
安静にしている。

じっとしている事だけは辛かったので、Tちゃんに藤沢周平の武家物の文庫本をみな持って来るように頼んだ。
10冊以上あったかな。正直にほとんどみんなもってきてくれた。脱帽。
「蝉しぐれ」をみたとたん涙がこぼれた。「いま私が欲しているのはこの本だ」と・・・
夢中で3日間読みふけった。
退院の日まで。
その頃にはもう一般病棟にいたけれど。 
文四郎の気持ちが心に 迫ってやはり涙がとまらなかった。
おもえば病院にいた時は気楽だったかもしれない。

今はまた違う心境になっている。もっと優さしさ、穏やかさをもとめている。
退院して直ぐに「ひぐらしの記」 を買ったけれど今は辛くて読めない。



Tちゃんと私が呼ぶ彼女は私には友人でもあり、同年輩でもある親戚のTちゃんである。

彼女が孫の為に買った絵本は、
ホカホカと心温まるミルクの匂いのするような本だ。

彼女に申し訳ない、心配掛けたと思うけれど、3泊4日でTちゃんの家に家出していました。
(いえいえ)静養に行っていました。又 辛くなったら何時でも来るのよ。
我慢しちゃだめって 魔法の言葉♪


おだやかで、声を荒げるも無く 自然体で限りなく優しく
迷惑や事件(?)に巻きこんだ(?)けどみんな許して抱きとめてくれてました。
おだやかに、さとされることもありました。一生頭が頭上がりません。
一生じゃなくて実は何生もなんですけど。

実は彼女も、沢山の言葉では言い尽くせない辛い体験もあります。
中堅ゼネコンの社長夫人でもありました。 もう御主人も亡くなりましたけど。
世の荒波を乗り越えてきた地力の、その体験ににうらうちされた優しさなのです。

その彼女は、孫に会い夏には北海道に行きます。

良い旅でありますように。



そうだ!家の近くにブックオフがあります 。
今から色々な幼児向きの本を覗きに行って来ます。




一応、校正したつもりですがまた明日見直します。 




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