タナゴとタニシに配合餌を撒いていた時、ザリ君がつぼの中からチョッとだけ顔を出していました。それがとっても可愛かったので、いたずら心を出して人差し指で軽く鼻先をポンと触りました。びっくりしたザリ君はビュッと尾鰭を動かして水草の中に入り込みました。
それで止めておけば良かったのに、又触りたくなって水中に手を入れ、後ろからザリ君を捕まえました。 すると怒って両のハサミを思いっきり広げ、ジタバタし
「お前をはさんでやる!はさんでやるぞ!」
細い後足1本で、水草に掴まって水槽から出されまいと必死に抵抗しています。
「ザリ、水草を離しなさいよ。」と言ってもなかなか離しそうにありません。
「もう!離しなさいってば~。」と無理やり引き剥がそうかと思いましたが、それでは足が1本千切れてしまいそうだったので諦めて水槽に戻しました。
ザリ君はプリプリしながら(?)つぼの中に。
それで終わると思ったら、ザリ君の「出たいよダンス」が始まってしまいました。
尾鰭と後ろ足を使って精一杯爪先立ちして、両方のハサミを天に届けと振り上げてガラス面に沿ってウロウロと横歩きするのです。これは彼のデモンストレーションで
「出たいよ出たいよ。こんな所は嫌だよ。元の所に帰りたいよ。」と言っている様に見えます。その通りなのでしょう。
そして又、エアーを送るビニールの管を登り脱走しようと試みて・・・
「ごめんよ、ごめん。私が悪かった。もうしないから。」と何回も何回もザリ君に謝ってしまいました。
2日間拗ねまくっていたザリ君は、今日やっと落ち着いてくれました。
ザリが背伸びしてハサミを振り上げている間、巻尺を持って来て身長を測ると、ハサミを入れて14センチ3ミリでした。タナゴは4センチ超。ついでにタニシが4センチ5ミリ。触覚を入れると5センチを超えます。デカ過ぎ!
子タニシは3ミリを超えて、形がハッキリしてきたのもいます。ちょっと目には大きい糞が散らばっている様でげっそりです。
今年の春は、60センチ水槽に取り替えるか、タニシだけ別の水槽に引越しさせるか考えなければなりません。
昨年の10月、ザリガニ釣りに行ったときに大小合わせて5匹捕まえました。
近くに居た子供達が2番目の大きさのザリガニを指して、
「これが一番良いよ。これにしな。」
色は少し茶色っぽい所はあるけど、素早くて一番元気でピンピン跳ねていました。身体全体も清潔な感じでした。茶色っぽいのは脱皮した後だからで、もう何日か経ったら鮮やかな赤に変わると思いましたが、クーくんが選んだのは一番大きくて真っ赤なザリ君でした。
ザリ君は甲羅が硬そうで腹の部分の毛(?)が汚れていて壮年のザリガニに見えました。
「クーくん、こっちはもう脱皮もしない大人だよ。これ以上大きくならないけど、それで良いの?」
「うん。ぼくこれにする。」
それでザリ君はウチに来たのでした。
ザリ君の水槽を見るたびに、(今日も生きているかな?)と寿命を心配してしまいます。
タナゴのことは(今日もザリ君に食べられていないかな?)と探します。
孫をガッカリさせたくないので。
タニシには「もう交尾するなよ。これ以上増えたら食べてしまうから。」と言い聞かせています。
春になったらザリ君を捕ってきた小川に行って、タナゴを何匹か捕まえてくる約束をしています。もちろん孫と♪
それで止めておけば良かったのに、又触りたくなって水中に手を入れ、後ろからザリ君を捕まえました。 すると怒って両のハサミを思いっきり広げ、ジタバタし
「お前をはさんでやる!はさんでやるぞ!」
細い後足1本で、水草に掴まって水槽から出されまいと必死に抵抗しています。
「ザリ、水草を離しなさいよ。」と言ってもなかなか離しそうにありません。
「もう!離しなさいってば~。」と無理やり引き剥がそうかと思いましたが、それでは足が1本千切れてしまいそうだったので諦めて水槽に戻しました。
ザリ君はプリプリしながら(?)つぼの中に。
それで終わると思ったら、ザリ君の「出たいよダンス」が始まってしまいました。
尾鰭と後ろ足を使って精一杯爪先立ちして、両方のハサミを天に届けと振り上げてガラス面に沿ってウロウロと横歩きするのです。これは彼のデモンストレーションで
「出たいよ出たいよ。こんな所は嫌だよ。元の所に帰りたいよ。」と言っている様に見えます。その通りなのでしょう。
そして又、エアーを送るビニールの管を登り脱走しようと試みて・・・
「ごめんよ、ごめん。私が悪かった。もうしないから。」と何回も何回もザリ君に謝ってしまいました。
2日間拗ねまくっていたザリ君は、今日やっと落ち着いてくれました。
ザリが背伸びしてハサミを振り上げている間、巻尺を持って来て身長を測ると、ハサミを入れて14センチ3ミリでした。タナゴは4センチ超。ついでにタニシが4センチ5ミリ。触覚を入れると5センチを超えます。デカ過ぎ!
子タニシは3ミリを超えて、形がハッキリしてきたのもいます。ちょっと目には大きい糞が散らばっている様でげっそりです。
今年の春は、60センチ水槽に取り替えるか、タニシだけ別の水槽に引越しさせるか考えなければなりません。
昨年の10月、ザリガニ釣りに行ったときに大小合わせて5匹捕まえました。
近くに居た子供達が2番目の大きさのザリガニを指して、
「これが一番良いよ。これにしな。」
色は少し茶色っぽい所はあるけど、素早くて一番元気でピンピン跳ねていました。身体全体も清潔な感じでした。茶色っぽいのは脱皮した後だからで、もう何日か経ったら鮮やかな赤に変わると思いましたが、クーくんが選んだのは一番大きくて真っ赤なザリ君でした。
ザリ君は甲羅が硬そうで腹の部分の毛(?)が汚れていて壮年のザリガニに見えました。
「クーくん、こっちはもう脱皮もしない大人だよ。これ以上大きくならないけど、それで良いの?」
「うん。ぼくこれにする。」
それでザリ君はウチに来たのでした。
ザリ君の水槽を見るたびに、(今日も生きているかな?)と寿命を心配してしまいます。
タナゴのことは(今日もザリ君に食べられていないかな?)と探します。
孫をガッカリさせたくないので。
タニシには「もう交尾するなよ。これ以上増えたら食べてしまうから。」と言い聞かせています。
春になったらザリ君を捕ってきた小川に行って、タナゴを何匹か捕まえてくる約束をしています。もちろん孫と♪
毎回楽しく拝読しています。情景が素直に文章となって素敵なエッセイだと思います。タニシ一家のニックネームは?
最初の内はなんとか名前を付けようとしたのですが、3匹とも全く見分けが付きませんでした。
よっぽど黒い殻の上に白いペンキで1、2、3とナンバーを書こうかと思ったほどでしたが、実現性の薄い思い付きだったので諦めてそれきりになりました。
3匹のうち2匹は夫婦者で、秋までは盛んに交尾していて独身のもう1匹はでしたが、寒さの厳しい現在はそれどころでは無さそうです。
熱帯魚がいろいろ入っているのを観ながら、貴女の家のザリ君の水槽を思い出しました。中にきれいな緑色をした海草が一杯生えていてその間をブルーの魚や、5㎝ほどのカレイのような魚、オレンジ色の魚など・・
貴女のお蔭で、こんなにゆっくり水槽を眺めた事、楽しんだ事はじめてです。側にいた親子も(60代と30代
多分家に水槽があるのでしょう。魚に話しかけていました。水槽の後ろへ回って、配線などを熱心に見ておりましたから。「水槽の小動物たち 3」ザリくんの
身長、タニシ、タナゴまで、私は驚いてます。
ゆっくり、ゆっくり流れている貴女の時間・・。羨ましい!なるべく見習います。
私は元々お宅の要素を持っていたのです。
それに比べkmkさんは何時までも前線を走り続けている。私の方はそれを羨ましく思っています。