☆ 新聞記事

久し振りに（？）新聞のテレビ番組表をしげしげと見た。
すると　テレビ朝日で大規模に石原裕次郎特集を組んでいる。
夜７時から１１時過ぎまで４時間以上だ。
私にとって、或いは私達の世代にとって、
「石原裕次郎」は他に比べようも無い特別な存在だった。
明日、５日には２３回忌法要が国立競技場で行われるという。

私は今は都民ではないが、東京生まれの東京育ち。
弟たちはずっと東京在住だ。

たまたま裕ちゃんの命日が都議選の時期なのは分るが、
テレビ朝日の大規模番組ぶりに、胡散臭さを感じてしまう。

普通の状況なら是非観るところだけれど、こんな時期ならどうしても
都議選と「石原慎太郎」の顔を自動的に思い出してしまうので、
テレビは消してしまった。
裕次郎の思い出と「政治」は無関係でいて欲しい。


うちがとっているのは毎日新聞である。
紙面を開いて読んでも、不快に感じる政権ベッタリの記事が
目立っていたので、東京新聞に替えるつもりだった。
お金払って新聞とって、朝一番で不愉快になることは無い。
それを毎朝、繰り返すなんて愚の骨頂だ。

ところがその毎日新聞が、６月２４日だったか与謝野馨大臣の
「オリエント貿易」からの迂回献金疑惑を大きくとりあげた。
正直、びっくりした。　

それとダブる様に、元お笑い芸人だった知事の国政への転身の報道が
お祭り騒ぎで、ウンザリするほど連日報道された。
これは与謝野さんの疑惑報道を覆い隠す心算だったのではないかと
いまだに疑っている。

その報道以来、しばらく毎日新聞で行こうかなと思っている。
うちではどの新聞を取るのかは私の裁量権である。
私は岩見さんは嫌いだが、今日の紙面もそれほど不愉快ではない。



鳩山由紀夫代表の疑惑もあるのは承知しているけれど、
本当はそんな報道はもうウンザリなのだ。

今日も友達と電話で話したのだが、彼女が突然　電話口で大声で吠えた。

「その程度のお金の問題なんて、私達はもう如何でもいいのよ！
ちゃんとした人が政権とって、しっかり政治を遣って欲しいだけよ！」


「まことに仰せの通りでございます。」
と電話口に向かって最敬礼をしてしまった。