ばーばの独り言

愛する娘へ。孫と過ごす喜びと身辺の出来事

☆ 緑道散歩

2006-11-14 22:31:09 | よもやま話
今日も友人の引越しの手伝いの筈だったけれど、
折角電車を乗り換えながら行っても、手伝いは名ばかりで
お昼をご馳走になったり、「もう今日は終わったから
オシャベリしよう」などと甘やかされてばかりいるので
「碌な手伝い出来ないから今日は行かないよ。」と
電話をして家に居ることにしました。

でも外は快晴。 
この半年以上、なんとなくウォーキングに出たいと思っても、
実行しないままだったけど、今日は本当に以前歩いたコースに
出掛けました。

緑道に行くまでの道を間違えて、出たところにこの赤い菊。
見惚れていると、その家のご主人から声を掛けられ
お庭を見学させていただきました。

ざるを被っているような見掛けなので、「ざる菊」というのだそうです。



ざる菊よりもここのご主人の自慢は「孔雀サボテン」で
5月の中旬に手のひらよりも大きな花が咲くそうです。
「人は裏切っても、花は手を掛けたらちゃんとそれに応えてくれる。
 裏切らないから良いよね。」と・・・?
花のアルバムを出して来て
「ほら、これは通り掛りの人が撮って、写真を持って来てくれたんだよ。」と
孔雀サボテンの見事な写真を見せていただきました。

初対面のその方と話が弾んで、趣味の海釣りの話や山登りの話しなど
た~んと伺って、挙句の果てには血液型まで!
AB型だそうです。 そうか・・・
パワフルでとっても楽しい方だったので、元気を貰った20分でした。

お礼を言って歩き出し、やっと緑道へ。



大きな黄色の夏みかん(?)の写真を撮っていると
自転車に乗ったおじいちゃまから声を掛けられました。
(私もおばあですが・・)

最初はよく聞き取れず解かりませんでしたが
「デジカメ」と言っているようなので
「はい、そうです。このカメラはデジカメです。」
と答えると、そこから話が始まり質問攻めにあいました。

彼は一眼レフを持っているが、デジカメとはどんなものか?
何枚撮れるのか? 

という内容なのでメモリーカードを取り出し、
そこに記録されることや、このカードで後571枚撮れること。
失敗した写真は直ぐに削除できることなど一生懸命説明しました。

言葉が不自由で、ハッキリした発音は中々出来ないようでした。

昔の話ですが、田中角栄さんが倒れた後、言葉がやはり不自由になり
大変な苦労をしてインタビューに答えていたのを思い出しました。

この方も軽い(?)脳梗塞でも起こされた事があるのでしょうか。
歳を取ると、こういうことも「明日は我が身」と考えてしまいます。

10分ほどお話しして、デジカメで撮った画像をお見せして
ご挨拶してお別れしました。






今日という日は私にとって変わった一日でした。
なんだったのでしょうね?
見ず知らずの人とこんなにお話しするなんて。
今の私は良く言えばオープンだってことなのでしょうか?
それを隙だらけとも言う?

思い出しました!!
何年か前のウォーキングは脇目もふらずシッカリと前を見据えて
せっせと歩いていたことを・・・
前を行く人を追い越すのがちょっと快感だったりして。

同じ時間帯に歩いている男の人に何となく競争心を持ち、
抜きつ、抜かれつのレースをしていましたっけ!

今のように季節を感じながら、ゆっくり歩くのとは大違い!
そんなせわしい私に誰も声なんて掛けようとは思わないよね。

挙句には、ウォーキングの最中、よそ見して勢い良く躓いて
2メートルほど飛んで、着地するとき左手首を突いてヒビ!
手首が自由に動くリハビリを含めて、
完治に1年くらい掛かってしまいました。
それは2003年の3月の出来事でした。

私は病気より骨折がずっと多いのです。
あの時の骨密度は103パーセント。
3年半経った今は8パーセント下がって95パーセント。
医者は「(同年輩の)他の人より多い」とは言うのですが。


反省を込めて、周囲をゆっくり眺めながらノンビリ歩こう!




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