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ばーばの独り言

愛する娘へ。孫と過ごす喜びと身辺の出来事

☆ 孫の運動会

2006-05-31 03:00:39 | 孫・家族
        かけっこスタート


 30日の火曜日は孫の運動会でした。
先週の土曜日の予定が、雨の為延び延びになってやっと行われたのです。

天気予報は雷雨もありそうな不安定な予報なので雨具も持って。
娘の写真はバッグの中。
じーじも一緒です。

小学校に着いたとたん驚くじーじ。
「少子化と言われているのに、こんなに大勢の子どもがいる!」
この小学校の児童数は1200名以上で、市でも最大なのだそうです。



嬉しいですね。 こんなに子どもがたくさんいると。
年寄りなので大げさな表現になってしまいますが、
「未来がある! 日本もまだまだ大丈夫。」と安堵するのです。

9時前に着きました。
座る場所は朝早くに息子たちが確保しておいてくれたので、中央より
端の方だけど最前列。

娘の写真は私のシューズの中に立て掛けました。
そして前に置きました。
運動場が良く見えるでしょ。

最初に全校体操から始まって応援合戦、別の学年の徒競走。
そして孫たち2年生の「子ども八木節」
クーくんのクラスは一番端側、つまり私たちから一番近い列です。
その列の真ん中辺にいます。

八木節が始まりました。
クーくんも踊り始めました。
鈴のついた2本のバチを持って。

おや?
あの腰の落としようはなに?
しっかり足を踏ん張って、プロのように深く腰を落としている。

そして弓を引くように思い切り片手を引いて絞って

バチをクロスさせ、叩いて叩いて

飛んで回って 飛んで回って

またバチをクロスさせ激しく叩いて叩いて・・・

「まあ、カッコイイ!クーくん最高。天才天才!」
遺憾なく馬鹿振りを発揮する爺婆でした。

ところが途中から怪しい雲行きになりました。
突然視界に入って来たのは、
うな垂れて動きを止めているクーくん。

何事が起こったの?

「あの子は長く続かないんです。」とプリプリするママ。

あの活き活きとした踊りの続きは見られないのかと
ガッカリしていると、ノロノロと隣の子の動きに合わせるように、
一拍遅れて踊りだすクーくん。
始めより精彩ないけど、ともかく又踊り始めました。

女の先生が近づいて来ました。
クーくんのバチに鈴をつけています。

受け取ったクーくんは、始めと同じように又活き活きと
力強く踊り出しました。

他の子の踊りを見ないで、自分の踊りに没頭しています。
やっぱり素晴らしい。 しっかり覚えているんだ。


しかし、バチから鈴が飛んだだけで普通あんなに落ち込むかい?


娘よ。
あなたも見てたよね。クーくんの踊り。
そして今日の肌を焼くような強い日差し。 
時折り日陰を吹き過ぎる涼しい風。
いつも「休みの日は家の掃除と洗濯が有るから。」
と言って運動会には来なかったよね。
今日はのんびりできるんだから皆で見ようね。
きっとタッチュンも来ているよ。

トイレに立つじーじ。

「おやじ、運動会に来るのは初めてだよな。
 俺たちの時なんか一回も来なかった。」
「うん、家族の為に出来ることは(今やろう)と思い始めたんじゃない。」

でも息子よ。
あなたの幼稚園の父親参観日には来ていたよ。
小学校の父親参観日にだって半分は来ていたよ。
たしかに運動会は来たことなかったけどね。
何十年も家族の為には薄かった人だったけど
やっと今変わり始めたよ。

私だって仕事している時は自分勝手だった。
ひとのことは言えないっていうのが本音だけれど。


プログラムは進んで
2年生の「かけっこ」が始まりました。
楽しみにしていたのに、何故かクーくんはいつもの手を大きく振っての
躍動感あふれる走りを止めて、小またでチョコチョコ。
結果は5等。 親も爺婆もちょっとショック。
来年は運動会前に徒競走の練習をさせなけりゃ。
と悔しがるばーばでした。










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