「一帯一路」の拠点に組み込まれた北海道釧路市 北極圏戦略で友好を装う習政権の謀略 今からでも遅くはない関係を見直すべき
5/15(土) 16:56配信
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夕刊フジ
中国が狙う北海道・釧路港
【日本復喝!】
軍事的覇権拡大と人権弾圧を続ける中国共産党政権に対峙(たいじ)するため、民主主義諸国の「対中包囲網」が強化されている。自衛隊と米国、フランス、オーストラリア各国軍による離島防衛の能力向上を目的とした共同訓練「アーク21」が11日、九州各地や東シナ海で始まった。「自由で開かれたインド太平洋」を守り抜く連携強化が図られる。こうしたなか、習近平国家主席率いる中国が北海道釧路市に深く食い込んでいることが分かった。これは地方から中央を包囲する「毛沢東戦略」ではないのか。産経新聞論説副委員長の佐々木類氏による衝撃連載第2弾-。
【地図】中国が南シナ海で進めている軍事拠点化
このままでは中国共産党の海外拠点にされてしまう-。北海道釧路市のことだ。うまい話には裏がある。手練れた中国共産党政権に手玉にとられかねないことに気づかぬ釧路市が、大変ヤバイことになっているのだ。
オーストラリア北部のダーウィン港が、地方政府との契約で、中国企業に99年もの賃借契約で乗っ取られ、それをオーストラリア連邦政府が奪還に出ている話は前回紹介した。
それと同じ轍(てつ)を踏むかのような動きが、釧路市で進んでいる。過疎や財政難に悩む地方の自治体が、積極的に中国との関係を深めようとしているのだ。タチが悪いとはこのことである。拙著『日本が消える日』(ハート出版)で、この危険性について指摘したのは、わずか1年半前のことだ。
残念ながら、中国と釧路市は、ズブズブの関係になりつつある。中国が狙う「北極航路」の重要拠点として。
中国政府は2018年1月、北極海の開発と関与に関する基本政策「北極政策白書」を初めて公表した。白書は北極航路を「氷上のシルクロード」と位置づけ、中国が主導する巨大経済圏構想「一帯一路」の北回り航路に勝手に組み込んだ。
北極圏について、中国は経済や環境など幅広い権益確保に向けて積極的に関与する方針を示している。北極圏に中国既存の権益があるわけがなかろう。独善的な中国共産党のいつもの発想だが、その足場として釧路港が狙われているのだから、見過ごせない。
たまげたのは、釧路日中友好協会のホームページの内容だ。
冒頭で「東北海道最大の都市釧路と中国を結ぶ架け橋に」とあり、中華圏のニュースに「(釧路市は)北東アジアの主要な物流拠点、北極海航路上の重要な基点として発展成長が期待できる」と発信されたと紹介する。
さらに、地球儀を俯瞰(ふかん)する地図には、中国・上海から津軽海峡を抜けて釧路港を経由し、北極海に抜けるルートが掲載されている。
中国が釧路港を堂々と北極圏戦略に組み込み、友好の名の下に影響下に置こうとしているのは明らかだ。安全保障上も由々しき問題である。
■「一帯一路」北極ルート拠点に
東アジアから欧州に至る北極海経由の航路は、インド洋からスエズ運河を抜ける従来の南回りのルートに比べ、距離を約4割短縮できる。北極海には豊富な天然資源があると試算され、まだ開発されていない石油や天然ガスの2割が眠っているとみられている。
2012年以降、何度も釧路入りしている在京中国大使館関係者は、釧路市に「地方外交」「民間外交」の強化を働きかけている。程永華駐日中国大使(当時)も16年5月21日、釧路市を訪問し、蛯名大也市長に地方外交への期待感を示している。
何を寝とぼけたことを言っているのか。地方や民間に他国と外交交渉する権限はない。それを有するのは中央政府だけである。中国の地方政府も共産党中央の指揮下にある。中国には民間企業もない。
中国が「一帯一路」の拠点化を狙っていることについて、釧路市はどう見ているのか。私は質問状を送った。
釧路市は11日、「(中国から)釧路港の可能性について評価されていることはありがたく受け止めているが、一帯一路との関係は承知していない」と回答した。
釧路市よ、悪いことは言わない。いくら日本政府から国際戦略港湾として後押しされているとはいえ、中国共産党政権は釧路市に何とかできる相手ではない。今からでも遅くないから、中国との関係を根底から見直すべきである。
■佐々木類(ささき・るい) 1964年、東京都生まれ。89年、産経新聞入社。警視庁で汚職事件などを担当後、政治部で首相官邸、自民党など各キャップを歴任。この間、米バンダービルト大学公共政策研究所で客員研究員。2010年にワシントン支局長、九州総局長を経て、現在、論説副委員長。沖縄・尖閣諸島への上陸や、2度の訪朝など現場主義を貫く。主な著書に『日本人はなぜこんなにも韓国人に甘いのか』(アイバス出版)、『日本が消える日』(ハート出版)、『日本復喝!』(同)など。
mfb***** | 2時間前
北海道釧路市を中国政府が友好を装い、「一帯一路」構想の北極ルートの拠点化。現状の日中関係を考えると、日本政府は直ちに断交する必要がある。とんでもない話だ。この手の中国資本や傘下団体との関係をつぶさに調査し、国益を損なう事業や安全保障に悪影響を及ぼすものを抽出するべきだ。そのうえで、取り止めるものや暫く様子眺めするものの仕分けを行い、対処することが肝要だ。
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oya***** | 2時間前
釧路は日本製紙の撤退。漁業の不振。人口減少と衰退しています。そこに中国が目をつけ、入り込む事は十分に考えられます。
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kei***** | 1時間前
極めて危険な状態になりつつあると思う。
釧路市の経済活動は残念ながら衰退しており、中共がつけこむ隙はいくらでもあるのだろう。これは程度の差はあるだろうが、北海道全体に言えることかもしれないが。
事は地方自治体だけでは対処は難しいかもしれない。政府も協力する必要がありそうだ。
このような事が起こる一番の原因は、デフレ下にもかかわらず実行されている、政府の緊縮財政政策にある。このまま国内経済の衰退が続けば、各地方都市で同じようなことが起こる可能性は十分にあると思う。すでに進みつつあるのかも知れないが。
政府はただちに緊縮財政を転換する必要がある。
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mas***** | 1時間前
この話、釧路の側の目線で言うなら、やっぱり過疎化の問題に行き着くんだよなぁ。
それが、この様な話に飛び付きやすくしていると思えるし。
釧路に限らないけど、東京と地方との「軋轢」がある様で、それが回り回って、中国の付け入る隙を生んでるように思うんだが。
だから、地方の苦境をどう脱せるか、そのプランも並行して持ち込まなければ、地元にとってはプラスにならない分、言う事を聞かないだろう。
そこが、気がかりでならないね。
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haratatsu5050 | 2時間前
釧路市は直ぐに中共との関係を見直すべき。
北海道、沖縄と南北から中央に向けて侵略を始めているね。
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dpg***** | 1時間前
巣ごもり需要で、中国製のパソコンやタブレットを購入した地方団体で、学校に配った物で不具合が多数出ているようだ。
そして、今は修理業者が対応しているが、国によっては代理店が夜逃げして修理が出来なくなって、ガラクタになり購入した物が使い物にならないと言うことになってる。
どうも中国製は安いと、買ったは良いが再購入する羽目になったと言う。
あれだけ中国製のはダメだ、ダメだ。中国製でも日本のメーカーやアメリカメーカーの方が良いぞ!。
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rem***** | 2時間前
中国は日本企業を騙して新幹線の製造方法の指導まで成立させた国だよ。中国を甘く見てると釧路の多くの物件も所有者に成るよ。殆どが日本人の危機感のない平和ボケに始まっている。
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xwc***** | 2時間前
承知していないで逃げれる役人が一番怖いね。
裏が無いかを徹底的に調べろよ。
小役人には無理なことか。
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明烏 | 2時間前
赤組中露韓みたいに、日本の領土を侵すような国の都市と友好都市なんてあり得ないでしょ。友好って利用されることじゃない。
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hdy***** | 22分前
素人目から見て、釧路に限らず、津軽海峡付近の八戸港、函館港、室蘭港とかは日米中韓いずれの国にもアクセスがきいて、注目の北極海航路の入り口にもなれる結構いい立地の港だと思うのですが日本の方からの開発計画とかは無いのでしょうか
理想を言えば、北極海航路とその寄港地が確立する前に、国際的に地位のある港に成長して欲しいです。中国一国からだけの投資だとやはり危険な気がしますから、多様な国からの投資を貪欲に勝ち取りに行くのが理想です…あくまで理想論ですけど、津軽海峡・道東の港にそれを望むだけの可能性を感じるのは気のせいでしょうか?