ツツジ科エリカ属。 常緑性花木。。 別名:ヒース。エリカは繊細な枝に小さな花がびっしりと咲くため、株全体を見るとにぎやかな印象を受けますが、一つ一つの花も可憐で個性豊かです。 エリカ属には740種があるといわれ、そのうち16種がヨーロッパに、他の大部分のものは南アフリカに自生しています。我が国では庭植えなどでよく見かけるポピュラーなジャノミエリカをはじめ、鉢物として40種、50品種位が流通しています。 草姿や開花期、花色、花形など変化に富み、壺状やベル型のものから細長い筒状のものもあり、オシベの葯が黒く目立って、蛇の目のように見えるものも多くあります。また、イギリスなどのヒースランドを形成している種類は耐寒性が強く、寒冷地ではグランドカバーとしても利用されます。 草丈15~300㎝。普通は20~80㎝。 原産地:南アフリカ、ヨーロッパ、北アフリカ。 日本へは大正時代に多くの品種が入りましたが、園芸品種として定着したのはジャノメエリカなど数種類です。 開花期: 開花期は種類によってそれぞれ異なり、春咲き種、夏から秋咲き種、冬咲き種、不定期咲き種に大別されます。 花は壺形、ベル形、細長い筒状など。 色は赤、ピンク、オレンジ、黄、白。 1月5日、1月6日、1月25日、2月6日、3月1日、3月12日、8月5日、8月8日、9月17日、11月25日、12月5日、12月23日の誕生花。 花言葉:「孤独」、「謙遜」、「休息」、「心地よい言葉」、「博愛」、「幸運」、「裏切り」、「良い言葉」、「幸福な愛」。
写真 スズランエリカ (3月3日・花屋)