マンサク科トサミズキ属。 落葉性低木、地際から太い枝を出し茂ります。 葉は丸っこい卵形で、裏面は粉をふったように白っぽくなります。主な開花時期は3月下旬から4月。 葉が出る前に枝からぶら下がるように黄色い花を咲かせます。 花穂は長く伸びて7輪前後の花をつけます。 オシベの先端の葯が暗紅紫をしています。 草丈1~5m。 原産地: 日本(四国)原産。 四国に分布する落葉低木∼小高木です。 高知県(土佐)の蛇紋岩地に野生のものが多く見られるため、この名前があります。 ミズキと名前がつきますが、ミズキ科でなくマンサク科の植物です。 これは葉の形がミズキ科の樹木に似ていることにちなみます。 開花期:3月~4月。 早春から明るい黄色の花を咲かせ、レンギョウやマンサクと同様、江戸時代から庭木や盆栽、切り花として親しまれてきました。 海外へは19世紀シーボルとにより紹介されました。 3月18日の誕生花。 花言葉:「清楚」、「愛」、「伝言」、「優雅」。
写真 トサミズキ(3月15日・清水公園)