リンドウ科ユーストマ属。 一年草、旧学名(リシアンサス)属。バラと見間違えるほどの華やかさを持つトルコキキョウ。さわやかな気品やゴージャスな雰囲気を持つトルコキキョウはブライダルフラワーとしても人気です。 草丈20~120㎝。 別名:シリアンサス、ユーストマ。 原産地:北アメリカ原産。 元々一重咲きの小さな花を咲かせる品種でした。1970年以降に日本を中心に品種改良が進み、多彩な色や花形が楽しめるようになりました。 現在出回っている品種のほとんどが日本産で、欧米でも高い評価を得ています。 開花期:8月~9月。出回り5月~11月。 一重咲きや八重咲きなど様々なタイプがあり、さらにカラーバリエーションも豊富。お祝い事にも、弔事などの冠婚葬祭にも使えるトルコキキョウは花など葉もとても素敵です。 花色は紫、ピンク、白、赤、黄、緑、青、覆輪など。 6月28日、7月10日、(ピンク)。 7月12日、7月20日、7月30日(白)の誕生花。 花言葉:「すがすがしい美しさ」、「優美」、「希望」。
写真 トルコキキョウ (9月22日・自宅)
シソ科クサギ属。 落葉小高木。 日あたりのよい原野などによく見られる。 葉に悪臭があることからこの名がある。 白色の花を数多く咲かせます。 別名:シュウゴドウ(臭梧桐)。 両性花ですが、自家受粉をしない構造になっているので、アゲハチョウなどが蜜を吸うことによって受粉の手伝いをしています。 原産地:日本全国のほか朝鮮、中国に分布しています。 秋になると青紫色の光沢のある実がなり、実の周りには赤いガクが付くことも特徴の一つです。 色鮮やかな実は鳥が見つけやすいためだと考えられていて、ヤマガラやムクドリの鳥がクサギの実を食べてフンを落とすことで、別の場所に種が撒かれていきます。 クサギの葉や根は、古くから薬用に使われ、リュウマチや下痢などに効果がある植物です。 炒め物や天ぷら、みそ汁の具など食用になるほか、実は藍色の染料が作れます。 10月26日の誕生花。 花言葉:「運命」、「治療」。
写真 クサギ(臭木) 9月19日・清水公園
ネギ科アリウム属。 多年草、耐寒性強い。 アリウムは「ハナネギ」と呼ばれる球根植物です。 ピンク色や紫色の可愛らしい花を次々と咲かせます。 園芸品種がたくさん販売されており、自分好みのアリウムを探すのも楽しみの一つです。 原産地:ユーラシア大陸、北アフリカ、北アメリカ。 日当たりのよい場所に植え、水やりは多湿に注意し、土の表面が乾いたら与えます。 肥料は生育期に月1~2回程度液肥を与えます。 開花期:4月~6月・10月~11月。 ポンポンのような独特な咲き方をしており,まっすぐ伸びた花茎には葉がないのが特徴です。咲き終わった花は摘み取ります。 花色は、赤、ピンク、黄、白、青、紫、複色。 7月14日、7月23日の誕生花。 花言葉:「正しい主張」、「深い悲しみ」。
写真 アリウム・ミレニアム (9月19日・花屋)
アオイ科フヨウ属。 落葉低木。 フヨウは蓮の美称であることから、特に区別するため、「木芙蓉」と呼ばれる。 この変種のスイフヨウは、朝咲き始めた花弁は白いが、時間がたつにつれてピンクに変色する八重咲きの変種であり、色が変わったさまを酔って赤くなることにたとえたもの。なお「水芙蓉」は蓮のことであり、混同しないように注意のこと。 高さ1~5m。 原産地:日本、中国、台湾、東アジアを中心に自生する落葉低木で、日本でも古来より愛されてきたフヨウの園芸品種です。 暖地に生え観賞用に栽植される。 開花期:7月~10月。 八重咲きの品種が多いが一重のものもある。 花色は朝は白、午後は桃色、夕方には紅色に変化する。 花は一日花である。 花言葉:「幸せの再来」、「心変わり」、「繊細な美」、「しとやかな恋人」。
写真 スイフヨウ (9月15日・中の町)
キンポウゲ科イチリンソウ(アネモネ)属。 耐寒性多年草。シュウメイギクは秋の風情を感じさせる優雅な花で、切り花をはじめ、花壇や鉢植えに広く利用されています。 我が国へは古代に入り、京都の貴船地方に野生化したものが見られます。これが貴船菊で本来のシュウメイギクです。だだし、現在は類似のいくつかの種や、これらの交配種を含めて総称的にシュウメイギクと呼ばれています。 早春に咲くイチゲの類と同じアネモネ属の植物ですが、性質はかなり異なり、半耐寒性の大型の多年草で、地中の根は太く長く伸びて、いたるところから不定芽を出してふえます。 夏の終わりころから花茎が伸びだし、先端にまず1輪、そしてその両脇に一輪ずつ、さらにその脇にというように順に花を咲かせます。 開花期:8月中旬~11月。 花弁のように見えるのは萼片で、花弁は退化しています。 開花後は綿毛に包まれた種が実ります。 品種により種のできないものもあります。 9月14日、9月30日、10月8日、10月15日の誕生花。 花言葉:「薄れゆく愛」、「忍耐」。 別名:キフネキク(貴船菊)、アキボタン(秋牡丹)。
写真 シュウメイギク(秋明菊)9月19日・楢原町