『ゲド戦記Ⅲ』ようやく3巻目を読破。
大賢人になったゲドは、ある地域の災いを取り除くため、王子
アレンを連れ立って航海に出る。
本巻では、ゲド本人は寡黙であまり気持ちを表さない。反対に、
アレンの心理描写が楽しめる。
航海の間、アレンは、ゲドに対する「信頼」と「不信」、「共感」と
「反発」の間で揺れ動く。
私たちの日常でも、子どもが親に、部下が上司に抱く気持ちが
思い浮かぶ。
昔、私の上司が言いました。「俺に付いて来るな」と。
『ゲド戦記』は、ストーリー展開で読ませるというより、
心理描写など読み手の読み方により幾通りにも解釈できる
面白さ、再読すればきっと違った受け止めもできる多面的な
物語です。
長編なので、少々しんどいですが。

大賢人になったゲドは、ある地域の災いを取り除くため、王子
アレンを連れ立って航海に出る。
本巻では、ゲド本人は寡黙であまり気持ちを表さない。反対に、
アレンの心理描写が楽しめる。
航海の間、アレンは、ゲドに対する「信頼」と「不信」、「共感」と
「反発」の間で揺れ動く。
私たちの日常でも、子どもが親に、部下が上司に抱く気持ちが
思い浮かぶ。
昔、私の上司が言いました。「俺に付いて来るな」と。
『ゲド戦記』は、ストーリー展開で読ませるというより、
心理描写など読み手の読み方により幾通りにも解釈できる
面白さ、再読すればきっと違った受け止めもできる多面的な
物語です。
長編なので、少々しんどいですが。
