
北海道コンサドーレ札幌サッカー専用スタジアム構想 その13 三上大勝さんの責任 石水コンサ新社長就任
セコマの招待券が当たったので今季初めて最終戦を観戦した。その理由は、試合後のセレモニーで三上さんがJ2降格となったことに対してどのような説明するのかに興味があったからである。
結果的には、三上さんの説明は大ブーイングのなかで行われ、しどろもどろ状態で何をいいたいのかわからないままで終わった。
コンサ応援スタンドの横断幕には、「社長・GM兼任体制の限界が見えた今、チームの現在地を正しく認識、運用できる経営を」、「強化の責任を果たさずに何が『集大成』?その場凌ぎの言葉に重みなし」、「この失敗の要因を徹底的に検証し、トップリーグに居続ける為の明確なビジョンを示せ」という言葉が掲げられた。
これらの言葉に僕は全面的に賛成だ。三上さんに対する評価も全く同じだ。
来期以降の展望が全く見えなかった三上さんの挨拶だったが、続いて登場のスポンサーを代表した石屋製菓石水創社長の挨拶で僕を含めサポーターたちは救われたと思う。
「私が代表権を持ち、コンサを支えていきたい」と言い切ったのだ。経営のかじ取りを前面に立って行うというのだ。頼もしく期待が膨らんだ。
今も石屋製菓の社長室にはコンサドーレ専用スタジアムの構想図が掲げられているのだろうか。先代の故石水勲社長が抱いていたチームの夢である。現社長もこの考えを持ち続けているだろうと思いたい。機が熟した時には、ビックプランが発表されるのではないか。経営は夢を見せることだと思う。
このブログで、その3(2017.10.29)では、JR北広島駅から徒歩3分と近い石屋製菓北広島工場に隣接する空き地(石屋製菓所有)がカシマスタジアムと同等の面積(4.5ha)であることから適地だと述べた。今年は一部をファイターズ戦の駐車場として利用していたが、現在は雑木が茂っていた部分も伐採し、一体的な更地となっている。その7(2019.10.8)では、ボールパーク内に用地を確保すべきと書いた。また、その12(2024.3.22)では、日ハムBPに隣接する道立北広島高校を改築移転し、その跡地の活用を提案した。
ガンバ大阪は吹田に、京都サンガは亀岡に、そして今年はV・ファーレン長崎がピーススタジアムを開設した。スポーツが単なる観戦から、まちづくりの核になる場所に変わってきていることがわかる。変貌していくファイターズを見ていると、コンサドーレの潜在力ももっと評価されていいと感じる。
試合の初めから「この情熱は揺らがない。お前達の戦う場所に俺達は必ずいる」と横断幕が掲げられていた。
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