晴走雨読

晴耕雨読ではないが、晴れたらランニング、雨が降れば読書、きままな毎日

『見得切り政治のあとに』 その3

2008-06-05 19:43:40 | Weblog
 名古屋名物といえば、八丁味噌を使った味噌カツ定食です。最初食べたときは、味噌味にする理由がわかりませんでした。カツはソースで食べるのが当たり前で、わざわざなぜ味噌を使わなければならないのか。

 しかし、帰りの日に空港でもう一度「味噌カツ」を食べてしまいました。



 『見得切り政治のあとに』 その3

 引き続き、著者である野田氏の述べた言葉について考えてみた。前々回の⑤から⑧と対比しながら読んでいただきたい。

 ⑤体育会系の売りは、「健全なる肉体には、健全な精神が宿る」であるが、「肉体が不健全な者の精神は不健全」ということになり、そこには差別、排除の論理がある。体育会系クラブ活動における不祥事の多発をみても、どこにもフェアプレー精神などない。
 言われたことをハキハキこなす、上下関係がしっかりしているなどの理由で、体育会系出身の社員を重用する会社も多いが、所詮その会社の必要としている人材はその程度のものと見切るべき。

 ⑥従来からこのブログで紹介しているように、大きな声の出せない元総理の病気は、立花隆説によると、難病「潰瘍性大腸炎」である。

 ⑦道路に向けたガーデニングやイルミネーションなど他者の視線を意識した装飾とその家庭の幸せ度に逆相関はあるのだろうか。一見、幸せそうに見えるだけで良いと思う。少なくても、不幸が渦巻いているとは思えない。

 ⑧私は、地球温暖化が真実かどうか疑っているが、著者の危惧に同意する。資本家も労働者も、先進国も途上国も区別無く、みんなで渡ろう的な没階級的な議論が横行し、闘うべきテーマ、闘うべき相手を見失ってしまう。
コメント
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