晴走雨読

晴耕雨読ではないが、晴れたらランニング、雨が降れば読書、きままな毎日

『白い春』

2009-06-05 21:42:00 | Weblog
 4月から6月のクールで最も面白く観ているのが、フジテレビ火曜日夜10時から『白い春』。

 大橋のぞみの本当の父、刑務所から出所してきた阿部寛の演技がいい。「結婚できない男」でもエキセントリックな役であったが今回も中々キャラ立ちしている。怖い男と優しい男を巧く同居させている。

 大橋のぞみもいい。幼いながら、自分の表情を良く知っている。ここぞという時にピッタリの顔を演じている。

 出演者は多くないが、それぞれが過去を背負っていて、それが少しずつ明らかになってきている。亡くなった大橋のぞみの母の妹(白石美帆)は、なぜ姉の後を継いでパン屋を助けているのか。パン屋(遠藤雄弥)もなぜ他人の子を育てているのか。次回以降、少しずつ謎が解かれるであろう。

 最後に、吉高由里子は不思議な雰囲気を持った女優だ。若手の普通の女優にも見えるが、時として、ちょっと小悪魔的なところと狂気的なところが垣間見える。ぷー太郎のようなねーちゃんにも見えるが、何もかも見透かしているような表情もできる。

 これから大ブレイクしそうな女優である。(もう、超有名だったりして!)知らないのは、私の無知でしょうか。

 今月中に最終回が来るでしょうが、最後にどのような展開になるのでしょうか。






 


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