晴走雨読

晴耕雨読ではないが、晴れたらランニング、雨が降れば読書、きままな毎日

『風景 2010』 その4

2010-05-09 15:58:56 | Weblog
 かつて自分が暮らしたことのある場所、学んだ場所、働いた場所、通い慣れた道路などには、特別の磁力を感じます。

 ここも、1970年代の2年間ほど働いたことのある場所なので、その移り変わりが気になっていました。

 1997年11月に北海道拓殖銀行が破綻し、北洋銀行に経営が譲渡されました。この事態は、私の感覚の中では、トヨタが倒産して、ダイハツに吸収合併されたようなものです。懐かしのビルは、2007年に解体され、このたび新しいビルになりました。

 モニュメントとして旧拓銀本店にあった金庫の扉が地下に展示されています。それを見ている時に、全く見ず知らずの紙袋をたくさん持った???おじさんが、「たくぎんの扉は10トンだけど、三井銀行本店の扉は50トンもあって、列車で運べなくて船で運んだ。」と説明してくれました。

 最近、知らない人から声をかけられる事が多くなったのは、私の心のどこかに隙ができているためなのでしょうか。
コメント
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