晴走雨読

晴耕雨読ではないが、晴れたらランニング、雨が降れば読書、きままな毎日

『日本の本当の黒幕』

2013-11-21 17:50:10 | Weblog

 今日は会社を休んで運転免許の更新。何年間ぶりでゴールドに。気を引き締めて運転するぞ!

 ランニングの最盛期には、自動車の年間走行距離とランニング距離がほぼ同じ位だったという信じられない状態の時もあった。よう走ったものだ。

 昨夜は、10数年前会社で同じセクションに属していた仲間と飲み会。退職された元上司も参加してくれていつものように和気藹々だった。でも、退職直後というのはなぜか大病のリスクが高いと言うことを再認識。

 今日は、知人の画家の個展に。この方も会社を退職直後病気を発見。現在はその病気と戦っているということだが、年末にはイタリアに行くと話しており、すこぶる元気な様子だった。

 

 『日本の本当の黒幕 (上) 龍馬暗殺と明治維新の闇』『日本の本当の黒幕 (下) 帝国の秘密とテロルの嵐』(鬼塚英昭著 成甲書房 2013年刊)

 この10日間ほど面白くて夢中になって読んだ。幕末から第2次世界大戦に突入するまでを宮内大臣田中光顕という一人の黒幕がこの国の歴史を操っていたという歴史ものである。私は、あえて「フィクション(創作)」といいたい。

 通説とは全く異なるトンデモな推理が続く。「えっ!それって本当なの?」だらけだが、ただグイグイと読ませるものがある。でも、「うそ、でしょう」という所に落ち着く。

 本書の内容を少し紹介すると、坂本龍馬暗殺の実行犯は何と土佐藩士。伊藤博文をハルピンで暗殺したのは安重根単独ではなく伊藤によって宮内大臣を罷免された田中光顕の復讐説。明治天皇の父、孝明天皇は暗殺されている。そして、明治天皇は孝明天皇の皇子睦仁親王ではなく、睦仁親王も暗殺されていて、大室寅之祐という長州出身者にすりかえられていた。昭和天皇は大正天皇の子どもでは無く大正天皇の皇太后が別の男との間にできた子ども・・・・などなど。

 ストーリーとしては興味を引くが、果たして・・眉毛に唾だ。

 最後に触れておきたいのは、出版したのは成甲出版という1979年に朴甲東という人が創業した出版社であるということだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする