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戦後左翼史 その18 1963年④ 日共トラック部隊 中共支持

2016-04-15 19:53:22 | Weblog

 4月になって少し暖かくなり、日没も遅くなってきました。リハビリも本番です。100%依然のように戻すのは難しいかも知れませんが、きついのを耐えながら身体を動かすことも楽しみになっています。夏ごろまでにどの位できるようになるのだろうか。

 

戦後左翼史 その18 1963年④ 日共トラック部隊 中共支持

以下、★印は中ソ論争関係、◎は原水協、核停関係

★1963.9.1道新夕刊 中国 再びソ連攻撃

★1963.9.6道新 「人民日報」「紅旗」が重大事実スッパ抜く ソ連、国境紛争も起こす 対立の発端は第20回大会 中ソ分裂の瀬戸際へ 1962.4~4月ソ連、大規模な転覆活動 新疆イリ地区数万人連れ去る

★1963.9.7道新夕刊 モスクワの西側筋語る 中国回教徒難民、ソ連へ約5万人流れ込む

★1963.9.7道新夕刊 モスクワ放送:人民日報に反論 180度転換は中共 「紅旗」:フ首相非難の論文 “米帝の宣伝員”

★1963.9.13道新 中国が手を焼く新疆省の回教徒 “改革”に強く反発 混血も避け独自の文化保つ

★1963.9.13道新 ソ連 ナウシキ駅事件(中国人座り込み)に慎重な態度 中国の暴露戦術を警戒 挑発?にのらぬ

★1963.9.13道新夕刊 「紅旗」と「人民日報」 スターリン問題でソ連批判 正当な評価欠く 自分のあやまち押しつけ

★1963.9.13道新夕刊 モスクワ放送 中国批判 民族解放策で変節

★1963.9.16道新夕刊 劉中国主席 金日成首相と会談(平壌) 中国政府 スターリンの肖像画を飾るよう指令

★1963.9.18道新 中国共産党の工作活発化 第4インターと接近 仏、伊など重点に 共産運動の分裂必至

1963.9.20道新夕刊 日共トラック部隊に有罪判決 7被告全員 1957年党地下組織“秘密財政部”中小企業から数億円の党資金を不正にかき集め 大村英之助(芸術映画局長)、大江直一、立花栄、安場善三、谷口清、佐藤俊男、富田晴彦

*(*は僕の考え)唐牛健太郎ら全学連が田中清玄から資金供与を受けていたことを日共は現在まで批判し続けている。僕は、トラック部隊こそ日共の暗部だと思うが、正確な事実が公表されていないため実態がよくわからない。白鳥事件も同じだが、党の方針に従った違法活動(党内論理では違法とは認めないであろうが)で結果的に司法の裁きを受けた党員を救ってきたのか、切り捨ててきたのか、そこに関心がある。僕は、この党が権力に関与した場合、これまで党内でのみ通用していた論理が必ず国民にも及ぼすことになると考える。

★1963.9.22道新夕刊 ソ連政府 中共声明に反論 5千回も国境を侵犯 経済不振は指導者の責任

★1963.9.23道新夕刊 チェコ大統領(ノボトミー) 内閣改造で演説 レーニン主義貫く

1963.9.26道新 プラウダが示唆 世界共産党大会の開催 戦術を大きく転換

★1963.9.26道新夕刊 中国 3回目の対ソ反論 資本主義が復活 ユーゴ 米帝国主義の従属国

1963.10.1道新 国慶節(建国14回目)を迎える北京 “自力更生”への自信 農作も好転 明るい表情

1963.10.1道新夕刊 国慶節祝賀宴 周恩来首相が演説 米帝国主義と戦う

1963.10.2道新夕刊 政務事務次官会議で検討 地方自治体の日共党員対策 アカハタ日曜版50万部 公務員の中の日共党員24,300人 うち官公庁14,900人(官庁、裁判所2,500人、地方自治体5,400人、教職員7,000人)、公共企業体9,400人(国鉄4,300人、電電2,600人、郵政現業2,250人、専売250人)、その他重要産業内に16,000人

1963.10.7道新夕刊 日共が5大政策発表(総選挙にのぞむ) 18、19全国活動者会議

(参考)(れんだいこ氏HPに学ぶ)10.15~18第7回中総。5中総決議を補足訂正した「国際共産主義運動に関する諸問題についての決定」(7中総決議)を採択。党中央は、中共路線支持を表明。志賀・鈴木・中野・神山ら反対意見、内野竹千代・砂間一良らが反対または保留したが賛成多数で採択。この決定が、アカハタに発表されたのは1964.11.6。志賀・鈴木・中野・神山らの除名完了、第9回党大会直前だった。 

1963.10.8道新夕刊 ソ連 近く党大会招集か

★1963.10.10道新 周首相 石橋湛山日工展総裁に語る 中ソ断交ありえぬ

1963.10.11道新 米の対ソ小麦輸出 国際的に大きな影響 自由諸国の貿易拡大阻止しにくくなる 自らくずした制限

1963.10.11道新 核兵器打ち上げ禁止 フ首相提案に軍部が挑戦 国防相機関紙「赤い星」 “軍事利用”を強調 マリノフスキー国防相、ソコロフスキー元帥 米の研究無視できぬ

★1963.10.14道新夕刊 中ソ論争で周首相言明 国家関係に影響せず

1963.10.14道新夕刊 世界共産党会議 11月開催か

★1963.10.19道新夕刊 仏紙記者が分析 中ソ対立軟化せず ソ連の攻撃は連日 穏やかな周首相 悪化を避ける意図

★1963.10.22道新 中共またソ連批判論文

★1963.10.22道新夕刊 中共のソ連批判論文要旨 ソ連は再び白人と黒人、欧州人とアジア人の間の人種主義のカベつくる スターリンはレーニン主義がカベを打ち壊したと正しくいっている

★1963.10.27道新 フ首相 中ソ論争停止を呼びかけ 成否は“時”が解決 米の小麦条件付きなら買わぬ

★1963.1024道新夕刊 ソ連機関紙 中国路線阻止せよ またも強く批判 レーニン主義を“毛沢東主義”にすり替え

1963.10.29道新 陳毅中国外相 日本人記者団に言明 原爆実験は必ずやる(数年は要する) 国交回復 障害は日本側に

★1963.10.29道新 チェコノボトニー大統領への反対高まる 共産党内のスターリン主義一掃 追放は時間の問題

★1963.1029道新夕刊 北朝鮮 ソ連を強く非難 援助の代償に支配を企てる

★1963.11.1道新 ゆらぐインド共産党 中ソ対立のあおりを食う 深刻な内部抗争

★1963.11.2道新 人民日報 中印問題でソ連非難

1963.11.2道新 ソ連 注目あびる化学工業優先策 くすぶる内部批判 フ首相 攻撃に転ずるか(工業部門の発展をおさえ農業危機解消)

★1963.11.6道新 世界党大会での中国締め出し ソ連の試み失敗か イタリア共産党 早期召集に反対

1963.11.16道新 国連政治委 米ソの妥協成立 完全軍縮決議案を採択

★1963.11.19道新 中国 5回目のソ連非難 “戦争と平和”で反論

★1963.11.19道新夕刊 中国のソ連非難論文の内容 核兵器盲信は誤り 依然世界戦争の危機

1963.11.23道新 総選挙 自民党283(解散時286)、社会144(137)、民社23(14)、共5(3)、無所属12(2)、日共は、大阪1区志賀義雄.大阪2区川上貫一.京都1区谷口善太郎.長野3区林百郎.愛知1区加藤進の5名が当選。

1963.12.2道新 社党 主導権争い激化か “構造改革路線”に批判 再出発めぐり議論沸騰 河上委員長 成田書記長

★1963.12.3道新夕刊 中ソ和解 打診工作は失敗? 世界党大会開催も不能

★1963.12.4道新夕刊 中国人民代表大会終わる ソ連への負債 大部分が返済すみ 自己の努力にたよる

★1963.12.4道新夕刊 対ソ強硬態度を維持 経済面でも自力更生協調

★1963.12.5道新夕刊 人民日報が大会記念社説 経済再建後に大躍進

1963.12.6道新 クリコフ元帥論文にみる ソ連戦略再転換 核ミサイル依存へ 妥協方式からの後退示唆

★1963.12.7道新 ソ連共産党 反党に回状 中国の浸透工作警戒

★1963.12.7道新 プラウダが論文 中ソ論争停止へ 態度を再確認

★1963.12.7道新夕刊 プラウダ論文 影ひそめた中共攻撃 “共存路線”を再確認

1963.12.9道新夕刊 モスクワで首脳異動説 フ首相 党務に専念か 

1963.12.10道新夕刊 フ首相 (中央委にて)基調演説の内容 大規模な資本投下 国民経済の“化学化”促進

1963.12.10道新夕刊 フルシチョフ提案の意味 ソ連経済根本的な体質改善 化学工業を優先

★1963.12.12道新夕刊 人民日報 ソ連公開状を6度批判 “平和共存”を主題に

★1963.12.12道新夕刊 中共の対ソ反論要旨 米帝国主義に迎合 “共存路線”は放棄せよ

1963.12.15道新 フ首相 党中央委総会で決定 重ねて軍縮呼びかけ 侵略阻止手段充分持つ 兵力削減を検討中 キューバ再び悪化のきざし

1963.12.20道新 曲がり角に立つ各国指導者 中国毛沢東主席 既定路線を着実に “孤立化の失敗”に強い自信

★1963.12.21道新夕刊 周首相協調 中ソ同盟(1950.2友好同盟援助条約)は存在 台湾海峡武力行使しない

1963.12.22道新夕刊 中国・アラブ連合共同コミュニケ 新旧植民地主義 依然活発

1963.12.23道新 周・ナセル会談 実質的成果は認められず

1963.12.31道新 フ首相 来年の展望語る 幅広く東西合意

 

 

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