テレビで見てました。
非常に面白かった。
両チームともに選手が試合の流れを読むレベルに達しているので非常に
レベルの高い試合でした。一方で途中で集中力を切ってしまう局面が何度も
ありそのたびにゲームの流れが両チームを行き来していたように思います。
最終的には横浜ナインが連覇のプレッシャーに押しつぶされて自滅していった
ような感じだと私は思いました。百戦錬磨の渡辺監督もこの流れに
抗する打ち手を逃してしまったように思います。
前半は横浜がゲームを支配しておりどこで一気に仕掛けるか機をうかがって
いたような状況だったと思いますが、仕掛けがことごとく裏目に出るあたりから
徐々に空回りしていったような感じです。一方大阪桐蔭は最後まで攻めの姿勢を
崩さずに貫きとうしたように思いました。
決定的な局面となったのが7回裏の桐蔭の3点目4点目の入った場面、
4番敬遠後の5番バッターに桐蔭の監督が耳打ちしている局面、初球を
明らかに狙っている場面で横浜ベンチがまったく動かなかったところだと
思いました。春を制し、神奈川予選も圧倒的な実力で勝ち抜いてきたナインを
渡辺監督は信頼していたのでしょうがあそこは明らかに選手を過信して
しまった部分だと思いました。一言声をかけることでかなりの確率で失点を
防ぐことができたはず(横浜はそういうレベルのチームでしょう)なので
横浜の渡辺監督にしては悔やみきれない局面では
なかったでしょうか?
点数だけを見ていると粗っぽい試合のように見えますが
非常にレベルの高い好試合であったように思います。
へんな言い方ですが高校野球の全国レベルがこの数年相当上がっていることを
実感させていただきました。
これは地方のぽっと出のチームが勝ち抜くのはほとんど無理
でしょうね・・
北陸のチームが勝つのはほとんど無理っぽいですね・・・