~釣りたいサカナは星の数ほど~

おかっぱりルアーでいろんなサカナを釣るブログ(現在285魚種)

9月4日(月)のフィンランド

2017年09月04日 | 釣り(海外)
フィンランド3日目

(↑ヘルシンキ大聖堂↑)

この日は海を渡って隣国のエストニアに行く予定だったんですが、強風によりまさかのフェリー欠航…orz
欠航メールは当日の朝にきたので、急にその日の予定が白紙になった(笑)

なので、マリメッコ本社にあるアウトレットに行ったり、オールド・マーケットプレイスで買い物をしたり…

で、ヘルシンキ市内の釣具屋SCHRÖDERにも行きました。

そこでRapalaやKUUSAMOのフィンランド独立100周年記念ルアーのほかにA4サイズのこんなものを発見↓

「Suomen kalat=フィンランドの魚」
フィンランドに住んでる魚の一覧的なヤツ
日本にも似たヤツありますよね(「琵琶湖の魚」とか「沖縄の魚」とか)

その中で特に気になってるのは…

Aspius aspius(アスプ)
どうやらウグイの仲間らしい(ウケクチウグイみたいな?)
ぜひ釣ってみたいな、と雑魚釣師の血が騒ぐw
ウグイの仲間ならそんなに難易度も高くないはずだし(ぜんぜん知らんけど)


というわけで、夕方、特にすることもなくなったので「短時間だけ」と相方サンと約束して行ってみました。


◇18:00〜19:30 ヴァンター川支流◇

移動手段が公共交通機関しかないので、グーグルマップとにらめっこして…

ヘルシンキ中央駅からVRに乗って約15分。
Tikkurilaという駅で降りて、そこからテクテク歩いて到着したのはこんなとこ↓

昨日と違うタイプの釣り場、ちょっと流れのある川を選んでみました。

さっそくルアーをキャストしてみます。
下流側、プールみたいになっているトコのブッシュの影をかすめるように通すとヒット!

安定のノーザンパイクw
昨日釣ったのとは少し模様が違いますね。
生息場所によって個性があるんでしょうか?
パイク、顔も形もぜんぜん違うけど、どこか岩魚みたいな雰囲気も感じるのは自分だけ?

そこから小移動し、瀬尻の深み、たぶんサカナがいるならココでしょ的な1級ポイントにキャスト。
予想どおり、巻き始めるとすぐにググッとバイトがあって…

今度はパーチ!
昨日釣れたヤツよりもサイズアップで嬉しい。

まだ小学生だった頃、ショーケースに飾られてたラパラのミノー(当時は高級ルアーで買えなかった…)
そのなかのパーチカラーを眺めて「かっこいいカラーだけど、パーチってなんだ?」って思ってました。
あれから数十年、すっかりオジサンになっちゃったけど、ラパラの生まれたフィンランドで生のパーチを見られるとは(涙)

そんなパーチを釣っておかっぱりルアー162魚種になりました。

さらに上流に移動。
砂防ダムみたいな落ち込みでもヒット!

ちなみにヒットルアーは、小型ジグヘッドに3インチのワームをセットしたジグスピナー。
なんせ初めての釣り場、スピーディーにランガンできるし、何が沈んでるのかわからないところでも根掛かりしにくいし、ハイアピールローボリュームなので小さなサカナでもバイトしてくれるし。
この旅でジグスピナーは大活躍でした。
あ、あとアーム部がワイヤーリーダーの代わりになるので、なんちゃってパイク対策にもなるし。

ボサの脇を通すとひったくるようなバイト!

これもパーチ…(どんどんとサイズダウンw)

うーん、どうやらココにはいないのね、アスプ。
流れのあるところならもしかして?との淡い期待が崩れていきます。
この日はジグスピナーしか投げてませんが、ルアーが違うとかの問題じゃない気がする。
わざと小規模な支流を選んでみたんですが、ちょっと小規模すぎたかも。
まあ、そんなにうまくはいかないですな。

最後に鉄橋の下でもジグスピナーで、

ラストフィッシュもパーチでした。

狙いのサカナも大きなサイズも釣れませんでしたが、短時間で数釣りできたし、まあまあ満足。
なにより素敵な景色の中での釣りは癒されました。

ええとこだわ、フィンランド。
(いちおうフィンランド4日目の釣りに続きます)


[釣果]
ノーザンパイク
…20〜29cm ×1
ヨーロピアンパーチ
…10〜19cm ×3
…20〜29cm ×1