本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

野党のコメント他。

2007-08-28 10:39:54 | 政治
派閥首領を寄せ集めた『人質内閣』(テレ朝三田園記者)だそうである。ドンを集めたのだから「重厚」だが「メッセージ性」に欠けるという評論家も何人かいる。何をしたいのか伝わって来ないというのである。御用新聞=産経もさっそく「重厚」だと持ち上げていた。派閥の親分衆が集まれば「重厚」だというのだったらヤクザ社会と大差ない。重厚かどうか知らないがメッセージ性はある。「頼むからもう一回やらせてくれ!」と手前勝手に泣きついている、そういうメッセージ性である。これが「安倍カラー」である。お仲間お友達も忘れずに登用しついでに枡添までも抱き込んで「サプライズ」を企図したが一方で谷垣派は干した。身内に2人の「閣僚候補」を抱えた谷垣が安倍ポン批判を逡巡していた頃、当の盥回しの順番候補が「入閣なんてどうでもいい、この際言いたいことは言え!」とはっぱをかけたというのである。それで安倍は声を掛けなかったとされる。このボンボンの人事に一貫性などを期待してはならないわけだが、つい先だっては自分で久間の後任に引っ張って来たあのお騒がせおばさんも今回は飛ばした。安倍ポンには「この人間だけは許せない」というマル秘リスト(?)があるとよく言われ、福田元官房長官とか加藤紘一元幹事長とかが入っているらしい。我々の方は「この人間だけは許せない」というリストのトップには他ならぬ安倍ポン本人を掲げているのだが、それは別に秘密でも何でもない。私はこの泥舟内閣の顔触れには特に感想はないが、それでも強いて2点あげれば、与謝野さんは自民党ではまともな方だから安倍ポンにはもったいないということと、もう1点、あのお調子者の枡添が何を言い何をするのかというこの2点である。テレビを聞いていると、ろくすっぽ議論もしないであれだけ強行採決を繰り返した自民党の連中が、猫なで声でしきりと「野党との話し合い」を強調している。果たしてこれがいったい「美しい」のか「醜い」のかの判断であるが、それは皆さんご随意にどうぞ。w . . . 本文を読む