不審者がいやがる防犯カメラ

マンション・工場の防犯カメラ検討は、まずこのブログを見てから。小回りきく、手厚いサポートが自慢。

車両盗難や車上荒らしのレポート 2

2015年08月29日 | 事件から学ぶ


損保会社の業界団体が発表した車両盗難や車上荒らしのデータを昨年に続きまとめて
みました。保険金を支払った実数です。


ハイエースの自動車盗難被害が大幅減少、プリウスがワースト1位
(2015.3.31発表)
第16回自動車盗難事故実態調査結果発表



保険金の支払い件数なので、未加入だったり、少額で請求しなかった件数は
含まれていません。昨年11月に保険金を支払った実数です。
但し、2000年から毎年発表されているデータなので、傾向などがわかります。

ちなみに警察庁発表の年間の自動車盗の数は2013年が約21000件です。

 

 

  1. 車両盗難のワースト3は、プリウス、ハイエース、ランドクルーザーの順番。
    盗難発生時間帯は、深夜~朝(22-9時)が多い。
     
  2. 車上ねらいの被害品のワーストの順番は、バッグ類、外装部品(バンパー、
    ドアミラー等)、タイヤ・ホイール、カーナビ、お金・クレジットカード類
    (ETCカード含まず)。
     
  3. 車両盗難の都道府県別ワーストは、愛知県、大阪府、千葉県、埼玉県、
    神奈川県、茨城県の順番。
     
  4. メーカー別の車両本体盗難は、国内販売シェア約40%のトヨタ(レクサス含まず)
    ですが、販売シェア以上に64.2%と断トツで、以下、数パーセントずつの割合で
    いすゞ、ホンダ、日産、日野と続いています。


報告書は22ページでまとめられています。
2014年度自動車盗難事故実態調査結果報告 (pdf.)



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定位置に戻るカメラ

2015年08月14日 | いろいろな防犯カメラ


筆者のこのブログ “不審者がいやがる防犯カメラ” のページの中で、 PTZカメラ
(パン・チルト・ズーム)
についてのページをご覧なる方が最近多いです。
検討されている方が多いのか、それともあまり詳しく説明しているWebページが少ない
からでしょうかね。


今回は、防犯カメラの商談中はほとんど説明しないのですが、PTZカメラの設置工事が
終了して、お客様が使い始めてから満足度の高い機能を紹介します。

それは、ホームポジションに自動的に戻る機能です。

PTZカメラは、可動するカメラです。可動は自動的に敷地内を巡回撮影したり、
手動では専用の操作器やビデオレコーダー、あるいはマウスで動かします。

動かしているときは見たい場所を撮影していますが、可動を終了したら、もう見ない
という訳ではなく、後で再生するときに見たい場所が録画されていないと困ります。

そのために、カメラを可動させて見終わったら、最後に常に映しておきたい場所方向に
カメラを可動させておく必要があります。

それを実現できるのがホームポジションに自動的に戻る機能です。機種によっては、
プリセットという名称で予め映したい場所をセットすることができます。

筆者が納めた以下の機種では、停電などでカメラの電源が切れても通電すると自動的に
ホームポジションに移動します。



サムスンテックウィン製 屋外用PTZカメラ SCP-3020VHN
1本のポールに2台取付けた例。
カメラの可動が5分間ないと、自動的に定位置に戻るように設定しました。


建物や施設の定期の電気の検査の際には、全電源が一旦OFFになりますので非常に
便利な機能です。
先日、新型のPTZカメラを納めた企業では、以前に別のタイプのPTZカメラを使用していて、
複数の社員がPTZカメラを操作できるようにしていました。可動の操作を終了したら
手動で定位置に戻すようにルールを決めていましたが皆忘れていました。

新型のSCP-3120VHNに代えてからはその心配がなくなって、再生で見たい場面が
確実に残っていると評価されています。

PTZカメラの導入を検討していて、このホームポジションの機能が必要でしたら事前に
確認してください。機種やメーカーによっては搭載していない場合があります。
なお、一定の時間にカメラの操作が無い場合(普通は、1分間や3分間など)にホームに
戻る機能や電源が落ちた時にのみホームに戻る機能、または電源が落ちた時に以前の
位置に戻る機能など、機種により違いますので導入前に確認してください。

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2024年10月

最新の機種はこちら
QNP-6250R NW 2M 光学25倍 IR PTZカメラ

      

 


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モニターにテレビを採用した訳

2015年08月02日 | マンション向け情報


先週、都内のターミナル駅の駅前マンションに防犯カメラ設備のリニューアル工事を
してきました。
7年前に導入したマンションで、今回はデジタルビデオレコーダーとモニターを代替し、
カメラを3台増設しました。

モニターは、一般の地デジのテレビを採用。外部入力端子にパソコンのモニターとして
使える VGA端子 と高画質の HDMI端子 が付いているタイプです。

 

「VGA Wikipedia
「HDMI端子っなんだ? All About
「フルHD・フルハイジョンとは? All About



筆者は、マンションのビデオレコーダーに接続するモニターは一般のテレビをお勧め
しています。(管理室にテレビがない場合です)

理由は、地デジ放送はニュース速報以外にリモコンのdボタンで交通情報や天気予報、
災害情報を表示することができ、管理人室でたくさんの情報を入手できるからです。

3.11東日本大震災の当日、東京では早い時間にJR東日本や公共交通機関の電車が運休に
なりました。
万一、昼間に起こった災害の場合、学校から帰る子供たちや外出して戻る住人が自宅の
部屋のカギを持っていないで入れないことが想定されます。

その時は、管理人室で待機することもあるかもしれません。そこで待っている間に家族が
よく利用する交通機関の情報をテレビから入手できるからです。
その時、管理人室にテレビがない場合、非常に情報が乏しくなります。
ラジオでもよいでしょうが、やはり映像の情報の方が理解がしやすいからです。

 

今回納入したのは、以下のテレビです。



シャープ製24型テレビ LC-24K20

 

このテレビは、外部入力用にパソコンに接続できるVGA入力端子(Dsub 15ピン)とHDMI
入力端子が備わっています。今回納めた最新のビデオレコーダーの映像出力はVGAと
HDMI端子があるので、各カメラは非常に鮮明に映像が表示されています。
意外ですが、VGAとHDMIの両方の端子が備わった小型テレビは少ないです。

VGAかHDMIのどちらか1つの入力端子があれば接続できるのですが、たまにHDMI
ケーブルと機器の相性が合わず、映像が途切れたり最悪表示されないことがあるのです。
そのため、両方の端子がある方がよいのです。

また、このテレビは画面を左右に2分割して、防犯カメラの映像とテレビ放送を同時に
表示もできます。

 

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