防犯カメラ設備を一新することを決定した幼稚園にカメラの交換工事をしました。
取付けが終わって映像を見たら、時々途切れて映像が安定しません。
この幼稚園は7~8年程前に最初の防犯カメラを導入しました。
配線を延長している部分の腐食で映像が途切れたり、録画のデジタルビデオ
レコーダーのケーブル端子がグラついて、こちらも映像が途切れがちでした。
そこで、配線の張り替えやビデオレコーダーの修理をご提案していましたが、園長先生は
全ての機器を一新したいとの結論になりました。
それは、幼児や小中学生の悲惨な事件が相次ぐ昨今、送り迎えする父母の方々を安心
させるために、今まで以上に解像度が高く、夜間でも赤外線で遠くまで映る高性能カメラに
更新したかったからです。
実は、工事は古いカメラでも映像が正常なカメラの配線はそのまま使おうと思っていました。
しかし、提案したカメラのスペックが高くて消費電力が多いため、既設の映像と電源の
一体化されたタイプの配線だと、ケーブルが長くて減衰して映らなかったのです。
これが途切れの原因でした。
この映像と電源のケーブルが一体化されたタイプは、秋葉原の小売店や防犯カメラのネット
販売でよく扱っています。
今回、取付けた高性能赤外線カメラです。
サムスンテックウィン製 SCO-5083RN
このカメラは高解像度なので映像データが多く、赤外線ライトが50mも届くタイプ。
消費電力が最大9.5Wです。このクラスだと、映像と電源のケーブルが一体化された
細い配線は、距離は20m以下程度でないと映像が安定して表示しないことがわかりました。
直流(DC)電源が減衰してしまうのです。
今回の幼稚園は、事務所から屋外の最も遠いカメラまで70~80m位はありました。
とても勉強になった工事でした。
現場の状況に合った配線類を用意しなければなりません。
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