拘置中の女性と性的関係 容疑の枚方署警部補逮捕
しかも、防犯カメラがあるのに録画していなかった。
日本経済新聞 Web刊 2010/9/30 以下、全文です。
大阪府警は29日、枚方署の留置施設内で拘置中だった女性(38)と性的関係を
持ったとして、同署総務課警部補を特別公務員暴行陵虐容疑で逮捕した。
府警によると、容疑を否認している。
逮捕容疑は2009年9月10日未明、同年3月に覚せい剤取締法違反容疑で
逮捕され、同署に拘置されていた無職女性と、枚方署の留置施設内で性的
関係を持った疑い。
府警によると、警部補は留置施設の看守で、この日は1人で夜勤をしていた。
夜勤当番が管理する非常用の鍵で扉を開け、個室内に入ったとみられる。
監視カメラはあるが、録画はされておらず、当番以外は見ていないという。
女性は今年7月、覚せい剤取締法違反容疑で再逮捕され、その際、女性
警察官に「留置施設で(警部補に)親切にしてもらい、翌日に拘置所に移送
されるので、自分が誘った。ほかの看守の目を盗み、抱き合ったこともある」
と話し、事件が発覚したという。
警部補に対する捜査の過程で、直属の部下だった看守の男性巡査長(28)も、
09年9月10日に釈放された別の女性(28)と留置中に連絡先を交換し、
釈放後に交際していたことも判明した。
大阪府警の監察室長は「警察官としてあってはならない言語道断の行為であり、
痛恨の極み。今後事実関係を明らかにし、再発防止を徹底するとともに厳重に
処分する」とコメントしている。
録画していないとはびっくり
監視カメラがあるのに、録画されていない、びっくりしました。いつも録画
していないでライブ映像だけ見ているのなら、もっと問題だと思います。
民間企業で防犯・監視カメラをきちって運用しているところは、ビデオシステムを
誰でも操作できないようにパスワードを決めたり、単独で再生してはいけない、
責任者を決めて厳重に運用している企業もたくさんあります。
大阪府警の枚方署の職員の行動は大変なことですが、日頃、市民に防犯カメラの
指導もされている警察が録画してないとは由々しい問題ですね。
関連するブログ
防犯カメラを付けていて録画していない ...。
取り調べ中の録画・録音の法制化に動き出す
取調べの可視化の法制化 スピードが遅いです
検察の可視化への取り組み、今1つ
東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県内の現場調査と見積作成は
無料です。カメラの配置イメージ図も作成します!
● メールでのお問い合わせ
お問い合わせ
右側の欄の連絡先のメールアドレスも利用できます。
アドレスをコピーして、メールソフトのあて先に貼り付けてください。