防犯カメラの録画装置(ビデオレコーダー)の録画設定により、2~3週間程度から
数ヶ月位までの期間を録画することができます。
同じカメラ、同じカメラの台数でもビデオレコーダーの録画設定の違いにより
録画期間が変化します。
カメラ本体の各設定についてご説明するとスペースが足りないので、ユーザーでも
設定が可能なビデオレコーダーの録画期間を左右する機能をご紹介します。
ハンファビジョンのビデオレコーダーの録画設定の画面の例
以下の録画設定の各項目の設定の違いにより録画期間が変化します。
1秒当りのコマ数
FPS(Frame Per Second)やIPS(Image Per Second)と呼ばれ、1秒間当りの保存
する静止画の数の設定します。数ヶ月程度も録画したければ、1秒間に1枚程度の記録を
設定します。録画期間の長短に最も影響があります。
最近発売のビデオレコーダーはデフォルトで1秒間当り5~7コマで録画されます。
ちなみにテレビは30コマで放送、映画は24コマで製作されています。
録画する映像のサイズ
サイズと記載しましたが、1インチ四方当りの解像度です。最低352×240位から
フルハイビジョン画質の1920×1080、それ以上もあります。(機種により設定できない
場合あり)解像度を上げると、録画期間は短くなります。
最近では、8MP/3840×2160の解像度もあります。
地デジ放送は、1440×1080 のサイズで放送しています。
録画の品質
5~10段階位のレベルがあります。品質を高めるときれいですが、録画期間は短く
なります。
撮影する環境の照度
最近の H.264方式 (wikipedia)の録画ですと、夜も明るい環境で連続して録画すると
短くなります。
被写体の動き
道路を常に映している場合などは、走る自動車が映りますので録画期間が短くなります。
最近のビデオレコーダーは頭がいいので、動きが少ない映像は自動的にデータ圧縮して
録画するからです。
モーションディテクション(モーション検知)
この設定は、例えば夜間は誰かがカメラの前を通った時だけ録画するなどができます。
これをすると録画期間を延ばせます。
他にも設定はありますが、以上が大きく録画期間の長さに影響を与えます。
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