ハードディスクがクラッシュ
先月、当社のお客様の録画機のデジタルビデオレコーダー(以下、DVR)に内蔵している
ハードディスク・クラッシュが2件発生しました。
使用開始してから1台は3000時間を少し越えた頃、もう1台は丸3年の26280時間が
経過したお客様でした。
ハードディスクは消耗品です
防犯カメラ用のDVRは24時間365日、常に録画を続けています。DVRの製造元では
だいたいハードディスク(以下、HDD)の耐用期間について
「HDDは消耗品なので、20000~30000時間で交換することを推奨」とか書いています。
筆者の感覚では、事務所や家庭で使っているパソコンよりもクラッシュの確率は高いです。
当社で納めているDVRに内蔵しているハードディスクの品質が低い訳ではありません。
世界のハードディスクの主要な製造元は、以下の企業でほとんどのシェアを占めます。
(あなたのパソコンのHDDも多分、以下の企業の製造元の内のどれかと思います)
シーゲイト、ウェスタン・デジタル、日立グローバルストレージテクノロジーズ、東芝、
サムスン電子(出典 Wekipedia ハードディスクドライブ)
(2012年に世界のハードディスクの製造企業は3社に集約されました。
シーゲイト、ウェスタン・デジタル、東芝の3社です。)
最近は、スクリーニング(機械に組み込む前にいろいろな試験をして選別すること)
されたHDDを内蔵したDVRを納めていますのでトラブルは少なくなりましたが、
それでも24時間365日、常に録画を続けていますのでHDDには過酷です。
先日、ある分譲マンションの総会の前にDVRのハードディスクと放熱ファンの交換、
カメラの清掃の見積を出しますが、総会でOKが出ませんでした。心配です。
ハードディスクがクラッシュして録画できない状況になって、その間に防犯カメラが
活躍する事件がないことを祈ります。
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