中空土偶

　市立函館博物館の特別企画展「国宝中空土偶と函館発掘物語」は今日で終わりになりましたが、私は昨日行ってきました。

　中空土偶は今まで何度も新聞に出たりテレビのニュースに出たりで、その写真は何度も見ましたが、実物を見たのは初めて。やっぱり目の前にそれがあるというのは感激ですねえ。何度も何度も、前から横から上から下から斜めから、眺め回してしまいました。

　説明をしていた女性は男か女かわからないと言ってましたが、私の見るところあれは女性。胸から下、腹部の辺りまでは肌を露出している状態で、胸から上と腹から下は縄文紋様付きの服を着ている状態。ヘソ出しルックはやっぱり女性でしょう。オシャレです。

　ただ肩幅が広くてがっちりしているので、そこが男性説が出て来る所以なのかな？とも思います。女性であれば、ボディビルで鍛えている女性と見えます。

　そのほかにも市内のあちこちで発掘された土器や石器、はたまた江戸時代の函館奉行所（つまり五稜郭）から発掘された遺品とか函館戦争の遺物、今80歳くらいの女性二人が描いた油絵の展示もあり、じっくり見ようと思ったらいくら時間があっても足りないくらいでした。