福島のお寺で修業した人たちの会から、手紙が来ていた。
お寺に集まり座禅をしてから成道会をし、久しぶりに忘年会をしましょうとの内容。コロナ禍になるまでは例年、忘年会が開催されていたが、開催場所が遠かったりしたので私は参加したことがなかったが、今回は福島とのことで参加することにした。
しかし、娘たちに車での遠出は禁じられているため電車での旅になった。
電車と書いたが、電車ではなくジーゼルカーで会津若松ー郡山ー福島と2回乗り換えがある。
磐越西線は新幹線は勿論、特急も急行も走っていなく鈍行しか走っていない。4時間30分ほどかかる。
少々疲れたので、郡山からは新幹線の自由席で、福島まで行き駅前のホテルに宿を取った。
翌日は座禅からスタートした。久しぶりの禅堂の臭いが懐かしかった。
やはり禅堂で坐ると、身が引き締まる。途中、独参も有った。
年末であることから作務として大掃除をしてから成道会を実施した。
普段、寺住まいをしていない私は、成道会のような式典の作法はうる覚えで正確にはできないので役は遠慮させていただいた。
忘年会は福島の街で行われたが、久しぶりのお会いする人もいて楽しい時間を過ごすことができた。
今回集まった人たちは皆さん私の子供の年代であり、私が一番年長であるが、年を取っているだけのことである。今後の在り方をどうするか考えなくてはならないかも知れない。
今回の汽車の旅は結構時間が有ったので、「続 窓際のトットちゃん」を持ち込み、汽車の中で読み終えた。
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「金の卵」はよく聞いたことがあります。
私も丁度その世代です。
集団就職が盛んで、「ああ上野駅」の歌が流れていました。
今年の10月に中学時代のクラス会が網走で開催されましたので
出席しましたが中学卒業後就職した人が多かったように思います。
福島市・二本松市を中心に訪れていました。
3チャン農業で爺チャン・婆チャン・母チャンが
家にいて「金の卵」を数十人 連絡船を経て秋まで
就労させたものです。
福島市も二本松市も今ではすっかり忘れてしまい
ました。東北弁が分からず 苦労した事だけを
覚えています。