11月から12月ごろ大彗星になると期待されているアイソン彗星ですが、現在ふたご座にあり、明るさは15等弱とのこと。眼視では厳しいですが、冷却CCDカメラを使えば何とか写るのではと思い、10日の夜12.5cm屈折望遠鏡に冷却CCDカメラを取付け5分露光を10枚分撮影して合成してみました。
彗星核に合わせて合成したので、彗星の移動によって恒星が動いていますがアイソン彗星の姿をとらえることに成功しました。アイソン彗星はまだ木星軌道付近と遠いにも関わらず、移動量が結構あることが分かります。
まだ存在だけ捉えた姿ですが、年末には腰を抜かすほど雄大な姿をぜひ見たいと期待しながら追いかけて行こうと思います。(kon)
画像:2月10日撮影のアイソン彗星