先週の土曜日ですが、星の手帖社の阿部昭氏が傘寿を迎えたということで、都内でパーティーが開かれました。弊社にも招待状が届きましたが、suzuは当日別件があり、今回はkonが参加することとなりました。
阿部氏についてはベテランのマニアには説明不要とは思いますが、かつては天文誌「星の手帖」の編集長を担当し、現在も星の手帖社でさまざまな書籍やグッヅを精力的に企画・販売しています。特に同社の組立式望遠鏡はこんなに安くていいの?と心配するくらいコストパフォーマンスが高く、入門者だけでなくマニアにも人気がある製品です。(筆者は正立像タイプがお気に入りです。)
会の様子ですが、日本の天文界のそうそうたるメンバーが集結しているのではないかという状況でしたので、筆者のようなはしくれでは少々居づらいのではと心配もしていましたが、幸いなことに知っている方も多く来られていたので料理と楽しい時間を過ごすことができました。これだけの方々が集まるわけですからこれも阿部氏の人望なのでしょう。
さて、星の手帖と言えば、筆者も中学~大学くらいまで購読してましたが、内容が少々難しかったことや天体撮影に興味があったので他誌に流れてしまったクチです。ちなみに五藤テレスコープにはsuzuのものが全冊本棚にあり、読み返してみるとなかなか新鮮で面白く感じるものです。商業的にどうかはありますがこんなスタンスの天文誌は今ならあっても良いと思いました。
ということで未だ衰えぬ阿部氏の今後の活躍を祈り締めさせていただきます。(kon)
画像上:壇上で挨拶する阿部氏
画像下:星の手帖 全冊集結