あけましておめでとうございます。
2016年も五藤テレスコープと弊社ブログ「昇交点」をよろしくお願いいたします。
新年最初の記事ですが、川崎市にお住いの福田光伸様からGTL125/1200APO屈折のレビューをお送りいただきました。
福田様は8㎝EDアポ+マークX赤道儀・21㎝反射・StarCruise842など五藤光学・五藤テレスコープの機材をご愛用いただいており、川崎市にあるご自宅のベランダで観測をされています。数年前に月刊天文ガイドで自宅観測の様子が掲載されていますのでご存じの方もいるかも知れません。
GTL125/1200APOは夏の天文イベントで天体を見ていただく機会がないまま発売をしたこともあり、気にはしているが実際のところはどうなのだろうという声もあったのでこうしたユーザー様からレビューをご覧いただくことで少しでも参考になれば幸いです。
注目は、この鏡筒で星雲・銀河の直焦点撮影にもチャレンジされていることです。Fが暗く、しかも光害が激しい市街地でここまで撮影できることは筆者もびっくりしました。またBORGの対物レンズをレデューサーにして使う工夫も興味深いです。(この辺は合焦範囲のことがございますので、ユーザー様の工夫に委ねたいと思います。)詳しい内容は下記にリンクをしておきましたのでぜひご覧ください。
レビュー記事はこちら(PDFファイル形式)
http://gototelesco.co.jp/product_image/GTL125_1200APO_report.pdf
福田様にはこの場を借りて厚くお礼申し上げます。(kon)
画像上:福田様のベランダにおける望遠鏡設置の様子
画像下:GTL125/1200APOで撮影したオリオン座大星雲