音と人のコラボな生活 

チャキチャキマダムの半径4キロ,
時々遠出の山陰ローカルライフ

ほめる効用

2008-01-19 | 音楽
私は音楽をならう場と、教える場をもっている。
習う場で味わうことで、自分がいいって思えることは、
教える場で、いかしたい。
味わってイヤだなーって思うことは気をつけたい。
そう簡単につながらないけど、心がけたいと思ってる。

ほめるということについて考える。

先日、あるレッスンを受けたとき、師匠はすごくほめてくれた。
照れ隠しもあって、
「またまた、おじょうずばっかり...」と師匠に。
いえいえ、ホントですよ。と真顔で言われるので

「先生、ウソでも嬉しいです....涙』
と、素直にお礼を言い、その気になっちゃう私。

明らかにおだててくれてるってわかってるけど
言われるうちに、気分よくなるのだ。
これって、悪いことじゃない、むしろいいこと。

一方、教える方では....

B君という愛弟子は超忙しい医大生。
大学に入ってからオケでヴァイオリンをはじめた。
ほとんど独学でヴァイオリンの技術を身につけたというんだから、
さすが頭がいい!

どうしてここまで弾けるの!?
私は1回目に演奏を聞かせてもらった時に、感激し
習わなくってもいいんじゃない?
なーんて言ったほど(笑)
とても上手なのだ。

「たいしたもんだよ、B君。すごく上手いよ
私は心からほめるのだが、B君
「いえ、ダメです。まだまだです」と言い続ける。
(真面目なんだよな~~)

私は素直にほめてることを受け入れて欲しいと思い
いや~、すごいんだってば!!!とはっきりとしっかり伝えるが、
ヴァイオリンでほめられたことがないから戸惑うってB君。

そういえば、私も最近まで同じ気持だった。
ほめられることなんてなかったから、う~~~ん、わかる。
これは音楽に限ったことではないなぁ。
いじけてた自分を今じわじわと思い出してきた...

あらあらヤバいぞ。
この後書く方向が変わってきそう。
待て~~(汗)





私が感じる、ほめられることの効用。
自分を信じていいって思える。
この道、この方向に進んでいいっていう確信がもてる。
やっていっていいっていう安心感がもてる。
そして、師匠にたいしても、オープンな気持になれる。

本来私は、ひねくれた性格だが、ほめられた時は
照れることなく、素直に受け取るようにしてる。
遅ればせながら、どんなことでも、
素直が伸びるっていうことがわかってるから

本日のお題(ゆっくり、はっきり!)
「五島列島に豪壮な御殿を持つ豪農ご夫婦」
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