音と人のコラボな生活 

チャキチャキマダムの半径4キロ,
時々遠出の山陰ローカルライフ

自分の音をきく

2008-05-19 | 音楽
音楽教室の発表会に
生徒さんの個人演奏に加え、大人の生徒さん7人が
合奏で参加する。
クリスマスに内輪で楽しんだが、
本格デビューははじめて。
私も出演する生徒さん達も真剣だ。
2度目の合同練習は全員参加のたっぷり3時間。

前回の合わせ以降の個人練習の成果があって、
まとまってきた。
全体的に進歩している、この調子!
本番まで、あと2週間、
個人練習に加え、レッスンや合同練習でさらに
いいアンサンブルが出来るように引っ張っていきますよ~。
生徒さん同士も仲良くなって
とってもいい雰囲気だ。

みんなが帰った後、短時間だったが、ひとりでコソコソと練習♪
いつも小さな部屋で弾いているので、広い場所だと
自分の音のきこえ方が違う。
そんな広い空間の中で耳にする自分の音は
いい、悪い別にしてとても新鮮だ。

私はかなり長い間、真の音をきけてなかった気がする。
それはフランスで思い知らされた。

リヨンの音楽学校でカルテットなど室内楽のレッスンの聴講をしていたとき
先生が学生の演奏を聞いて指摘すること、
例えば4人のハーモニーやリズム、
私にはその細かい違い、ずれが聴き取れない。
聴き方があまいのだ。

じゃああの時から聴けるようになったかというと
どうだか!?
そこはかなり謙虚だ(苦笑)
でも、プロの耳になりたい!

忙しくなると、一番大事な自分の音を聴くということを
いい加減にしてしまいそうで怖い。
私にとって「音」はまぎれもなく私自身。

もともと聴けない自分を忘れないこと。
聴きたい気持をさらに強くすること。
ひとりぼっちの空間で、そんなことを感じた。



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