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今日は東日本大震災から4年半。昨日の鬼怒川堤防欠壊の様子は津波にどこか似て、あの時を思い出しました。東北でテレビを見ていらした方はきっとトラウマのように怖い思いをなさっただろうとお見舞い申し上げます。あの時、私はテレビが見えるところにいました。でも何が起こっているのか理解できない状況の中でしたので、帰宅難民となって歩いて帰った後で映像を見て震えました。東京で火災も停電もないから歩いて帰ることができましたが、ビルが倒れたりガラスが降ってくるような中を歩けるとは思えません。首都直下型の震災が来る時にどこにいるのか、備えは大丈夫かと時々思うのに、未だにちょっとした救命袋があるだけです。
アメリカの9月11日。あの時も衝撃的でした。ニュースを見ている同時に二回目の突入があったのでした。何が起きているのか分かりませんでした。まるで模型のビルにおもちゃの飛行機が飛び込んだようで、ビルが崩れてきたときには本当に震えたことを覚えています。
平日の昼下がり、聖堂内はとても静かでした。