今日、久しぶりに都内のバスに乗ったらタイトルの張り紙がありました。東日本大震災の時に運休したバス路線を利用している定期券を持っているお客様に、発売代金を日割りして運休していた日数をかけた分を手数料なしで返金しますというお知らせでした。
へぇ~~、大震災の生活保障ってこういうところにもあるのかと思いましたね。地震津波でバスだけでなくて鉄道流されてしまった人、家も生活も流された人は定期券代返してほしいというよりも、もっと打ちのめされて何から手をつけたらいいのか分からない状況だっただろうけれど、もう3月のうちからこの張り紙はあったようです。
そりゃぁ、定期を持っていても運休していたら違う路線を使うか、タクシーを使うか、徒歩かとにかく使えなかったのだからその日数分はどうなるっていう利用者からの苦情はあっただろうなと想像できるのですが、文句を言う利用者の権利もあるだろうとは思うのですが、それでもどこかに違和感を感じるのは私だけ?
地震も津波も何回も経験してきて、誰かのせいにしないで立ちあがろうとしている人もいっぱいおられるのを知っています。
原発の放射能汚染、放射線量の問題は同じ未曽有の大地震とその後の津波によって設備があちこち壊れたのが第一原因でしょう。もともと原子力を安全に使いこなせると思っていた推進してきた原発推進政策(戦後の復興に必要と吹きこまれてしまったのでしょうか)、科学者(科学者としての良心も権利権力権威と結びつくとゆがむのでしょうか)と技術者(多分技術で抑え込めると思っていたのでしょうか)の大きな勘違いがあって・・・。被災以前も被災後にも人災の部分があるゆえに誰かに責任を持って行きたくなるのだろうけれど、人間って本当に進歩しない生き物だなぁとつくづく思うのです。誰だって今まで経験したことがないことが次々に起こったらパニックになります。でもその時こそ冷静に全体を見て、そして最悪の見通しを立ててそうならないように具体的にシラミつぶし(実際には私したことないですが)のように確実な対処をしていく役目の人が今回いなかったのでしょうか。まだ知らないことが一杯ありそうな気もしますが、誰かと誰かだけが悪いというだけじゃないと私は思っています。
前にも書いたような気がしますが、40数年前に原発を始めたときにもっと気付くべきだったし、かなり反原発派が活発だった時があってその時に反原発関係の本をたくさん読みました。そんなに安全なら、東京近辺に原発施設をつくればいいと本当に賛同しましたが運動そのものも、私(たち)の気持ちもいつの間にかしぼんでいてマヒしていたので人のことを責められないという感覚があの日以来あります。
東電も国策に乗った、関係者は乗せられたと思っているかもしれませんが一旦回り出した原発依存は簡単に崩せない構造を生んでいった・・・
政権政党にある民主党はやっぱり失うことを恐れずに、明らかにするべきでしたね。
自民党はもっと自分の与党時代のこともきちっと踏まえながら現実に立ち向かうべきでしたね。
って《べき論》は意味がないので、今すぐにしなくてはいけないことをして欲しい。 原因究明、原発事故の検証も勿論これからに生かすために大切なことだと思います(あの~今頃になって大震災直後のメルトダウンやら放射線量やら、東電の解析データがぞろぞろ出てきたりしているのは、IAEAの事故調査委員が来日する直前には出てないとまずかった??)、で同時に放射能を出し続けている原子炉とその周辺からの放射能汚染拡散を抑える作業を確実に進めて欲しいです!!
私は誰かのせいにするのではなくて、まともなことを口にできるちょっぴりの勇気と自分ができうることを考え続けていくしかなく、今現在の健康被害と10年、20年後の健康被害が最小限になるように、お腹のそこでは時々キリキリ痛む不安を感じながらなるべく冷静に情報に接しようと思います。過度の不安を煽るようなこともいけないけれど、安易に安心できる状況でもないことも受け止めなければいけない。何しろ洗えば落ちる、良ければ浴びないという代物ではない、相手は手ごわい放射能、放射線ですから。
話を元に戻して今日のテーマは、復旧じゃなくて新たに復興する支援と賠償問題とお金はいくらあっても足りないようです。心身ともに痛みを伴うかもしれないけれど息の長い物心の支援が必要なのだともう一度肝に銘じたいです。自分自身の心の動きも、日本の経済力も見通せないです、情けない。
へぇ~~、大震災の生活保障ってこういうところにもあるのかと思いましたね。地震津波でバスだけでなくて鉄道流されてしまった人、家も生活も流された人は定期券代返してほしいというよりも、もっと打ちのめされて何から手をつけたらいいのか分からない状況だっただろうけれど、もう3月のうちからこの張り紙はあったようです。
そりゃぁ、定期を持っていても運休していたら違う路線を使うか、タクシーを使うか、徒歩かとにかく使えなかったのだからその日数分はどうなるっていう利用者からの苦情はあっただろうなと想像できるのですが、文句を言う利用者の権利もあるだろうとは思うのですが、それでもどこかに違和感を感じるのは私だけ?
地震も津波も何回も経験してきて、誰かのせいにしないで立ちあがろうとしている人もいっぱいおられるのを知っています。
原発の放射能汚染、放射線量の問題は同じ未曽有の大地震とその後の津波によって設備があちこち壊れたのが第一原因でしょう。もともと原子力を安全に使いこなせると思っていた推進してきた原発推進政策(戦後の復興に必要と吹きこまれてしまったのでしょうか)、科学者(科学者としての良心も権利権力権威と結びつくとゆがむのでしょうか)と技術者(多分技術で抑え込めると思っていたのでしょうか)の大きな勘違いがあって・・・。被災以前も被災後にも人災の部分があるゆえに誰かに責任を持って行きたくなるのだろうけれど、人間って本当に進歩しない生き物だなぁとつくづく思うのです。誰だって今まで経験したことがないことが次々に起こったらパニックになります。でもその時こそ冷静に全体を見て、そして最悪の見通しを立ててそうならないように具体的にシラミつぶし(実際には私したことないですが)のように確実な対処をしていく役目の人が今回いなかったのでしょうか。まだ知らないことが一杯ありそうな気もしますが、誰かと誰かだけが悪いというだけじゃないと私は思っています。
前にも書いたような気がしますが、40数年前に原発を始めたときにもっと気付くべきだったし、かなり反原発派が活発だった時があってその時に反原発関係の本をたくさん読みました。そんなに安全なら、東京近辺に原発施設をつくればいいと本当に賛同しましたが運動そのものも、私(たち)の気持ちもいつの間にかしぼんでいてマヒしていたので人のことを責められないという感覚があの日以来あります。
東電も国策に乗った、関係者は乗せられたと思っているかもしれませんが一旦回り出した原発依存は簡単に崩せない構造を生んでいった・・・
政権政党にある民主党はやっぱり失うことを恐れずに、明らかにするべきでしたね。
自民党はもっと自分の与党時代のこともきちっと踏まえながら現実に立ち向かうべきでしたね。
って《べき論》は意味がないので、今すぐにしなくてはいけないことをして欲しい。 原因究明、原発事故の検証も勿論これからに生かすために大切なことだと思います(あの~今頃になって大震災直後のメルトダウンやら放射線量やら、東電の解析データがぞろぞろ出てきたりしているのは、IAEAの事故調査委員が来日する直前には出てないとまずかった??)、で同時に放射能を出し続けている原子炉とその周辺からの放射能汚染拡散を抑える作業を確実に進めて欲しいです!!
私は誰かのせいにするのではなくて、まともなことを口にできるちょっぴりの勇気と自分ができうることを考え続けていくしかなく、今現在の健康被害と10年、20年後の健康被害が最小限になるように、お腹のそこでは時々キリキリ痛む不安を感じながらなるべく冷静に情報に接しようと思います。過度の不安を煽るようなこともいけないけれど、安易に安心できる状況でもないことも受け止めなければいけない。何しろ洗えば落ちる、良ければ浴びないという代物ではない、相手は手ごわい放射能、放射線ですから。
話を元に戻して今日のテーマは、復旧じゃなくて新たに復興する支援と賠償問題とお金はいくらあっても足りないようです。心身ともに痛みを伴うかもしれないけれど息の長い物心の支援が必要なのだともう一度肝に銘じたいです。自分自身の心の動きも、日本の経済力も見通せないです、情けない。