なおじい(HOBBY:カメラ・ビデオ撮影・DVDオーサリング/資格:ラジオ体操指導員・防災士・応急手当普及員)

身についている『ワザ 』でボランティア活動・地域社会とのコミュニケーション、楽しいシルバーライフ目標で有意義に過ごす 。

耐震化完了でも損傷、24校体育館を使用禁止に

2016年04月21日 18時43分47秒 | 自主防災&ラジオ体操

耐震化完了でも損傷、24校体育館を使用禁止に

耐震化完了でも損傷、24校体育館を使用禁止に

地震で外れ、ぶら下がった体育館の金属製部材。天井部分の補強のために取り付けられていた(19日、熊本市立帯山小で)=大久保忠司撮影 【読売新聞社】

 熊本県を中心に相次いでいる地震で、耐震化が完了していた熊本市内の公立小中学校24校の体育館が損傷し、同市教委が危険と判断して避難者を校舎に移動させるなどの対応を取っていたことがわかった。

 同市教委は「大地震の続発は想定を超えていた」としており、同市内の学校施設の安全確認を続けている。

 「耐震工事を終え、安全だと思っていたのに……」。熊本市立帯山小の内田博之校長(56)は疲れた表情を見せた。鉄骨造の同小体育館は14日以降の地震で避難所になったが、16日未明の地震で天井を補強する細長い金属製部材(長さ約7メートル)のボルトが破損。部材十数本が天井から垂れ下がった。

 当時、避難者の住民ら約30人が寝ており、停電した館内にボルトが落下。全員が運動場に逃げた後、校舎に移動した。体育館は昨夏、耐震工事を終え、金属製部材はその時に取り付けられていた。


「正常性バイアス」とは、災害時や緊急時に「自分は大丈夫」と思い込んでしまう、危険な脳のはたらき

2016年04月21日 18時15分44秒 | ブログ

「正常性バイアス」とは、災害時や緊急時に「自分は大丈夫」と思い込んでしまう、危険な脳のはたらき

 

様々な要素で構成される人間心理(psychology)……そのメカニズムは深奥です

様々な要素で構成される人間心理(psychology)……そのメカニズムは深奥です

人間には心の平穏を保つ働きが備わっており、日常で問題に直面したときにも、それなりに対応できる力があります。
でも、想定外の出来事に遭遇すると、このはたらきが過剰反応し、脳が処理できなくなることがあり、これを「正常性バイアス」といいます。
── 平成28年熊本大地震では、本震と余震の逆転や頻発する地震など「想定外」が頻発しています。
亡くなられた方々にお悔やみ申し上げ、被災された方々に心よりお見舞い申し上げるとともに、「正常性バイアス」についてご説明します。
 

「正常性バイアス」とは?

「正常性バイアス(normalcy bias)」は、心理学の用語です。
社会心理学や災害心理学だけでなく、医療用語としても使われます。
人間が予期しない事態に対峙したとき、「ありえない」という先入観や偏見(バイアス)が働き、物事を正常の範囲だと自動的に認識する心の働き(メカニズム)を指します。

何か起こるたびに反応していると精神的に疲れてしまうので、人間にはそのようなストレスを回避するために自然と“脳”が働き、“心”の平安を守る作用が備わっています。
ところが、この防御作用ともいえる「正常性バイアス」が度を越すと、事は深刻な状況に……。

つまり、一刻も早くその場を立ち去らなければならない非常事態であるにもかかわらず、“脳”の防御作用(=正常性バイアス)によってその認識が妨げられ、結果、生命の危険にさらされる状況を招きかねないのです。
 

逃げ遅れの心理「正常性バイアス」の恐ろしさ

的確な行動を取れるよう普段から防災意識を高めましょう
的確な行動を取れるよう普段から防災意識を高めましょう
甚大な被害を出した東日本大震災では、
「大地震の混乱もあり、すぐに避難できなかった」
「あれほど巨大な津波が来るとは想像できなかった」と思った人がたくさんいらしたことが、のちの報道によって明らかになりました。

そう話していた人々が住む地域には、大型防潮堤等の水防施設が設置されていた……、
また10m超の津波を経験した人がいなかった……などの様々な要因があり、迅速な避難行動が取れなかったことも事実です。
よって、一概に「いち早く行動を取れるか」「危険に鈍感になっていないか」を明確に線引きできない部分もありますが、緊急事態下で的確な行動を取れるか否かの明暗を分けうる「正常性バイアス」の働きを、過去の災害が示唆する教訓として、私たちは理解しておきたいものです。

また、今回の熊本の地震の際にも同じような心理が働いていた可能性があります。
14日の夜に起きたマグニチュード6.5の大きな地震で屋根瓦が飛んだり、家が傾むくなどの危険な状態に接しても、「もう落ち着いただろう」「大丈夫だろう」(=正常性バイアスの働き)という意識が働いた方も多かったようです。
さらに、家屋が通常通りだったことと、停電が復旧したことから、自宅での就寝を選択され、16日未明に発生したマグニチュード7.3の「本震」に見舞われた方が多かったことも明らかになっています。

様々な要因が重なり、想定外の事態を引き起こす災害ですが、災害に直面した当事者にしかわからない「正常性バイアス」は、予想外の大きなチカラで人々の行動を制するのです。
そのため過去の事例からも、地震、洪水、火災などに直面した際、自分の身を守るために迅速に行動できる人は、“驚くほど少ない”ことが明らかになっています。
 

ほとんどの人が緊急時に茫然! では、どうしたらいい?

それでは、いざというとき、私たちはいったいどうしたらいいのでしょうか。
突発的な災害や事故に遭った場合、事態の状況をとっさに判断できず、茫然としてしまう人がほとんどと言われています。
「緊急地震速報の報道におびえて動けなかった」「非常ベルの音で凍りついてしまった」という話をよく聞きますが、こういうときこそ必要なのが「落ち着いて行動すること」。

そのために有効なのが「訓練」です。
訓練を重ねることで、いざというとき、自然にいつもと同じ行動をとることができる、つまり、訓練と同じ行動をとることで身を守れる、というわけです。
非常事態の際に「正常性バイアス」に脳を支配されないよう、本当に危険なのか、何をしたらいいかを見極める判断力を養っておきましょう。
 

人間の心の働きから、新たな災害が生み出されないように

数々の災害や事故などによっていくつもの「想定外」が生まれ、「想定内」にする努力がなされていますが、いまだに「想定外」が出現し続けている昨今。

私たちの心の在り方そのものが、さらなる災害を生みだすことのないよう、日頃から日常と非日常の切り替えに翻弄されず、冷静に対応することが求められています。

── 頻発する地震と先行きが見えない状況のなか、被災された方の心労と労苦は言葉にあまりありますが、ニッポン一丸となり、一人ひとりの力が結集した支援の輪が広がれば……と願ってやみません

熊本地震】本震含めて「熊本地震」 気象庁が明確化

2016年04月21日 16時43分16秒 | 自主防災&ラジオ体操

熊本地震】本震含めて「熊本地震」 気象庁が明確化

 熊本、大分両県を中心に相次ぐ地震で、気象庁は21日、14日夜の熊本地方で震度7を観測した地震以降に発生した「本震」を含む一連の地震活動全てについて、「平成28年熊本地震」に含めると説明した。これまで気象庁は、16日未明の益城町などで震度7を観測した本震も熊本地震に含めるかどうかについては不明確な回答をしていた。

 一般的に地震に名称を付ける際、本震とその後の余震をひとくくりにして命名するが、今回は当初本震とみて「熊本地震」と名付けた地震の後に本震が発生し、さらに震源域が拡大していったため、どこまでを熊本地震に含めるかが不明確になっていた。

 地震は熊本地方、阿蘇地方、大分県の3つのエリアで発生しているが、気象庁は「それぞれ離れているけど、同時に起きている地震なので一連の活動とみている」と話している。

 これまで気象庁は「一連の地震全体が熊本地震ではなく、最初(14日夜)のマグニチュード(M)6・5の地震に命名した」「熊本地震は最初の地震について命名しているが、その後の活動を代表して呼ぶことにしている」など、不明確な回答を繰り返していた。

 一方、気象庁はデータの精査を終え、熊本地方で16日午前1時46分に発生したM6・0の地震について、発生時間を午前1時45分、Mを5・9にそれぞれ修正した。


脳動脈瘤に新治療 大型の瘤、血管に筒入れて小さく

2016年04月21日 11時16分19秒 | 健康・病気

一度脳ドッグに行こうかな!

脳動脈瘤に新治療 大型の瘤、血管に筒入れて小さく

2016年4月20日06時00分

写真・図版

 

 破裂すると、くも膜下出血などを引き起こす「脳動脈瘤(どうみゃくりゅう)」。血管内に金属製の筒を入れて瘤(こぶ)を小さくする新たな治療法が登場した。従来は治療が難しかった大きなものが対象だ。脳ドックの普及で、早めの治療が増える一方、不安を和らげる取り組みも出てきた。

■瘤の破裂を防ぐ

 大阪府高槻市の女性(80)は2014年の暮れ、視界がゆがんだり、見るものが二重になったりするようになった。白内障の影響かと思ったが、眼科で「脳に何かある」と言われ、大阪医科大付属病院(大阪府高槻市)を受診。検査で、右目奥の血管に直径2センチ近い瘤が見つかった。脳に向かう動脈の曲がった部分にあり神経を圧迫していた。

 瘤が大きく、従来の方法では治療が難しいため、網目状の合金製のステント(筒)を瘤の近くの血管内に置く新しい治療法を受けることにした。細かい網目の筒が血管の壁となり、瘤への血流を減らす。足の付け根からカテーテル(管)を入れて筒を患部まで運ぶので頭を開く必要はない。

 治療から半年後。瘤はほぼ消え、視界も良くなった。「治療は数時間で終わった。瘤がなくなって安心です」と女性は話す。

 脳動脈瘤は破裂すると、くも膜下出血を起こす。年3万~4万人が発症し、3分の2が、死亡か重い後遺症が残るとされる。

 従来の治療法はそれぞれ一長一短がある。開頭して瘤の根元をクリップでとめる方法は確実に破裂を防げるが、神経に傷がつくと後遺症の心配がある。カテーテルを使って瘤にコイルを玉状に詰めるものは脳の奥でも対応できる半面、再発の恐れがある。血管を手術で塞ぐ方法は大がかりな手術が必要だ。瘤が大きいとこうしたリスクも高まる。

 新しい治療法は、これまで治療が難しかった首の内頸動脈(ないけいどうみゃく)にある10ミリ以上の大きな瘤が対象。昨年10月から保険適用になり、自己負担は10万~30万円程度。これまでに約150人が治療を受けた。同病院の宮地茂・脳血管内治療科長は「ステントを置くだけで破裂が防げ、瘤の再発や後遺症などの課題も克服できる」と話す。ただ、今のところ適用は瘤全体の数%にとどまっており、範囲を広げるための治験が進められている。

 一方、瘤の中の血液が固まって小さくなるまで数カ月以上かかり、その間は破裂の危険性が残る。ステントの影響で血の塊が生じることを防ぐため、血液を固まりにくくする薬を長期間飲む必要もある。

 技術的にも難しく、治療は現在、全国12施設に限定。日本脳神経血管内治療学会などは実習などの研修を受けた医師だけが治療を進めるよう求めている。

■脳ドックで発見

 脳動脈の瘤は、成人100人当たり3~5人にあるとされる。一般に高血圧や喫煙、大量に飲酒する人に多い。頭痛やめまいなどの自覚症状は少ない。

 日本脳神経外科学会が約6千人を対象に実施した調査によると、破裂の危険性は、3~4ミリの瘤と比べ、7~9ミリは約3倍、25ミリ以上は約76倍高かった。全体の破裂率は年約1%だった。日本脳卒中学会が15年に出した指針では、直径が5~7ミリ以上で治療を検討すべきだとしている。

 国立循環器病研究センターの橋淳・脳神経外科部長は「大きさや場所、形で破裂率は変わる。合併症や年齢などを考慮して治療の有無や方法を決める必要がある」と話す。

 未破裂の瘤の治療件数は約1万6千件(14年)で10年前の1・5倍に増加。脳ドックの利用増が背景にあると見られる。ドックは健康保険の対象外で、費用は5万円前後が多い。

 検査で見つかる瘤の半数は5ミリ未満とされる。この大きさの破裂率は年0・36%にとどまるが、破裂の不安でうつ症状になることもある。瘤が見つかった人のQOL(生活の質)を国際的な算定方法で測ると、激しい運動を控えるなど日常生活を制限する傾向がある、という研究もある。

 日本脳ドック学会は、別の医師に意見を聞くセカンドオピニオンを勧めている。今後、治療法や破裂率などを説明するビデオを医療機関に配る予定だ。

 神戸市立医療センター中央市民病院の坂井信幸・脳神経外科部長は「瘤が見つかり、不安になるデメリットも知ったうえで脳ドックを受けてほしい」と話す。


【東京防災のススメ】東京都の防災ブックいかに一冊【ネットでも閲覧可能】

2016年04月21日 08時25分27秒 | 自主防災&ラジオ体操

東京都が発刊した「東京防災」が、凄すぎる防災対策本だという事で、話題を呼んでいます。

 

f:id:idobata:20150902223320j:plain

防災の日の2015年9月1日より順次配布されているようですが、東京都にお住いの方以外でも、インターネット上で閲覧する事が可能です。

 東京防災について、解説していきます。

 

東京防災は今までにない防災対策本だと話題に!?

 東京防災は、かなり詳しく防災対策について書かれている本だと話題を呼んでいます。

 なんと、防災対策で300ページもの膨大な対策方法などが書かれていて、かなりの読み応えです。

読みやすいように、「挿絵」付きで解説されているため、あまり本を読むのは好きじゃないという方であっても問題ありません。

 

f:id:idobata:20150902223315j:plain

東京防災はどこで手に入るの?

 東京防災を読みたいという方は、東京都にお住いの方以外でも読むことができます。

紙媒体ではなく、インターネット上で読む形になりますが、大きめの文字で書かれていますし、大変読みやすくなっています。

 東京防災というタイトルですが、「今やるべき10の防災アクション」などは、どこにお住いの方でも大変ためになる内容です。

地震や火山噴火、そのほかの自然災害など予測不能な災害が数多くあります。

また、30年以内に大地震が起こる可能性は70パーセント以上などという予測も出ている時代です。

備えあれば憂いなしですよね。

  

f:id:idobata:20150902223306j:plain

東京防災による今やるべき10の備えとは?


Sponsored Link

 

それでは、東京防災に載っている今やるべき10の備えのご案内です。

 日常備蓄をする事です。

 日常備蓄とは、日用品を備蓄していく事ですね。飲料水や乾パン、すぐに食べられる食材などがそれにあたります。

インターネットショッピングでも、手軽に防災グッズなどが手に入ります。

自宅に備えて、定期的に中身の入れ替えをしておくと良いでしょう。

 何かあった時に、すぐに助けが来るとは限りません。

最低でも3日は食べられる分の家族の人数分の食料、飲料水などは準備しておきましょう。

そして、非常用持ち出し袋の準備です。

 非常用持ち出し袋として、楽天市場などでも購入可能ですが、各自必要なものは異なりますよね?

自分にとって必要なものを詰めて、寝る部屋に準備しておくと確実です。

 

f:id:idobata:20150902223258j:plain

普段から飲んでいる薬がある方は、薬も入れておくと良いでしょう。

 大切なものをまとめておくのも重要と東京防災には書かれています。


大切なものは、いざと言う時になかなか持って逃げられなかったりするものです。

 大切なものを探していたばかりに、被災してしまった…という事になると洒落になりません。


そんな事にならないように、すぐに持ち出せるようにまとめておくと良いでしょう。

 部屋の安全確認は大丈夫ですか?

食器棚が倒れてきそうになっていたり、頭を守れる場所が部屋の中になかったり…大きな地震に備えて部屋の安全を確認しておく事が推奨されています。

 家具の転倒防止対策も、早めに行っておくと良いでしょう。

ホームセンターなどで、家具の転倒防止の金具などを購入する事もできますね?

耐震化のチェックも、合わせて行うことが推奨されています。

 家族会議を開き、万が一の時の集合場所なども話し合っておくと良いでしょう。

 そして、自分の地域の避難場所を確認し、万が一各自違う場所にいる時などは、そこで集合できるようにしておくと良いですね。

 災害情報サービスに登録し、防火防災訓練への参加も推奨されています。

 各自治体でも、訓練を行ったりするので積極的に参加してみると良いでしょう。

 これらの事が、東京防災で事前にできる事として推奨されています。

 

f:id:idobata:20150902223252j:plain

そのほか、乾電池の大きさを変える方法や、手軽にランタンを作る方法なども書かれていて、防災の時のみならず役立つ情報満載です。

 テロなどへの対応方法も書かれていたり…

 内容はかなり密度が高いものなので、一度読んでみてはいかがでしょうか?

 
いざと言う時に、何かしら役にたつはずです。

 
もちろん、イザという時が何も起こらない事が一番望ましいことですが(^_^;)

 

東京防災BOOK

 

東京防災 | 東京都

「東京防災」は完全東京仕様の防災ブックです。このサイトではスマートフォンやパソコンからいつでも「東京防災」を読むことができます。もしもの時に備えて身を守る力をつけましょう。