なおじい(HOBBY:カメラ・ビデオ撮影・DVDオーサリング/資格:ラジオ体操指導員・防災士・応急手当普及員)

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「地震予知はムダ。いますぐやめたほうがいい」東大地球物理学者の警告

2016年04月23日 09時25分19秒 | 自主防災&ラジオ体操

「地震予知はムダ。いますぐやめたほうがいい」東大地球物理学者の警告

2016年04月21日(木)
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ロバート・ゲラー教授

地震予知は害悪ですらある

「地震は予知できない」――著書を通じて、あるいは学会の場で情報発信を続ける人がいる。

ロバート・ゲラー東京大学理学系教授。専門は地球物理学で、地震は地球の内部構造を理解する一分野として研究してきたが、「予知できる」という前提のもと、国から年間平均で約100億円の予算を獲得してきた「地震村」のなかで、そう発言し続けるゲラー氏は、「異端の人」である。

だが、異端が正論であることが、今回も裏付けられた。熊本地震を予測、警告を発した学者は皆無。しかも政府の地震調査研究推進本部が公開した全国地震動予測地図(ハザードマップ)では、「30年以内に震度6弱以上の揺れ」が起きる確率は8%で、横浜市の78%、千葉市の73%、高知市の70%などと比べると、極端に低かった。

いうまでもないが、正論が判明したところで、喜べる話ではない。ゲラー氏が率直に話す。

「熊本地震が起きてしまい、多くの方が被災されたのは本当に残念です。予知できない以上、いたずらに人を惑わすハザードマップは廃止すべきだし、研究者は国民と政府に、特定の地域に言及することなく、全国で『想定外のリスクに備えること』を、勧告すべきでしょう」

ハザードマップは、地震発生確率の高い地区ほど濃い色で塗りつぶされており、地震学の粋を集めて作成されたということだが、熊本地震がそうであるように、役に立ったためしがない。

過去の大地震といえば、83年の日本海中部地震、93年の北海道南西沖地震、95年の阪神・淡路大震災、07年の新潟県中越沖地震、そして11年の東日本大震災だが、今回と同じく、ことごとく予知できなかったし、ハザードマップで震源はいずれも色が薄く、確率が低いとされた地区だった。

確率が8%なら92%は安心と受け止める人がいるかも知れない。そうなるとハザードマップという名の予知は「害悪ですらある」(ゲラー氏)という。

予知に疑問を持つ地震学者も

そもそも、なぜ地震学者は予知できないのか。ゲラー氏が続ける。

「地震予知学者は、特定の断層において、エネルギーの蓄積と解放が、同じ間隔と規模で周期的に地震が繰り返される、という周期説をもとに予測モデルを打ち立てています。しかし、現実には自然界のどういう現象が地震につながるかわかっていません。その客観的な基準を知ることなく、周期説を唱えても無意味なのです」

それにしても、熊本地震を予知できなかった地震学者への落胆は大きい。

「大震災の前には、なんらかの前兆があるのではないか」と、2万人近い尊い命が奪われた東日本大震災の後には、地震調査関係の政府予算が急増した。9年度から11年度までの予算が100億円内外だったのに、12年度は350億円に達し、13年度も250億円を超えた。

地震学者にすがるように期待した。だが、それは逆に学者にとっては負担となったのかもしれない。

2012年10月16日、北海道函館市で日本地震学会の特別シンポジウムが開かれた。「ブループリント(青写真)50周年――地震研究の歩みと今後」と題し、予知を含めて今後の地震研究はどうあるべきかが、本音で話し合われ、ゲラー氏も「避けて通れない予知研究の総括」という特別講演を行った。

印象的だったのは、討論の初めに若手学者が放った次の一言だった。

「(予知できない地震があるのは)地震学者なら誰だってわかっている。そんな状態で『予知絡み』の予算を取るのはもうやめましょう」

この過激発言を長老格の学者が諌めた。

「(予算取りに予知を使うことは)ズルいといわれるかも知れないが、意味がないわけじゃない。防災の観測が予算化され、それが予知に役立つこともある。柔軟に考え、有効活用すればいいじゃないか」

異端に耳を傾けよ

地震予知とは、「いつ、どこで、どの程度の地震が起きるか」という3条件を満たすものだ。その「短期予測」が可能になれば、過去、多くの人が犠牲になった「震災の被害」から逃れることができる。

その研究のために、62年、当時の著名な地震学者らが発起人となり、発表された地震予知へのロードマップが「ブループリント」だった。正式名称は「地震予知―現状とその推進計画」。ここから予知研究は開始され、当初は、10年後には実用化の道筋が得られるとされた。

ブループリント推進の過程で東海地震の予知の可能性が叫ばれるようになり、東大理学部助手が書いた「駿河湾地震の可能性」というレポートが話題となった。その内容は、「いつ地震が始まってもおかしくない」という切迫したものだったので、国会で取りあげられ、78年、「大規模地震対策特別措置法(大震法)」が成立した。

未だに東海地震は発生していないが、「予知は可能」を前提とした法律があるために、地震研究も予知が重んじられ、予知に関係があるように申請すれば、研究予算がついた時代が続いた。

しかし、未だに予知できない。3年半前のシンポジウムは、予知を前提とした地震研究の在り方を問い直そうとするものだったが、結局、結論は出ないまま予知を柱とする体制は変わることなく続き、14年版ハザードマップも作成された。

「予知できる」という“夢”と余分な研究が地道な基礎研究をおろそかにし、確率の低い地区の住民の油断を生むようなことがあるなら、「異端の学者」であるゲラー氏の提言に、もう一度耳を傾けるべきではないだろうか。


お気に入りの服は長く着たい! 春の衣替えシーズンに知っておきたい、冬服のお手入れ法

2016年04月23日 09時11分15秒 | ブログ

お気に入りの服は長く着たい! 春の衣替えシーズンに知っておきたい、冬服のお手入れ法


コート、セーター、ブーツetc……寒い季節に、たくさんお世話になりました!

コート、セーター、ブーツetc……寒い季節に、たくさんお世話になりました!

これからどんどん暖かくなるにしたがって、薄着になっていきますね。
皆さんは、もう冬服から春服へと衣替えを済まされましたか?
でも、ちょっと待ってください! しまいこんだ冬服のお手入れは万全ですか?
「言われてみればあんまりできていないかも……」そんな不安を感じた方へ、自宅でできる簡単なメンテナンス法や、冬服の保管方法、クリーニングに出す理想の時期まで……。
── 衣替えにまつわるお役立ち情報をご紹介します。
 

知っていると便利。自宅ででる冬服メンテナンス

毛玉はカッコ悪いだけでなく衣服を傷めます
毛玉はカッコ悪いだけでなく衣服を傷めます
この冬たくさん使った冬物は、目に見えなくても汚れがたくさんついているもの。汗やニオイが染みついていて、除菌スプレーでは根本的な解決にはなりません。かといって業者に頼むとお金と時間がかかる……そんなときは自宅でもっと手軽にできるケアがあります。

【コートの手入れ】
コートは素材によってお手入れ方法が変わります。
ウールコートはやわらかい材質のブラシを使って汚れやホコリを落とします。シワができているときはアイロンのスチームを使ってのばしましょう。

レザーコートは水で洗うとムラや染みになることがあるため、乾いたタオルで表面を拭いていきます。ツヤがほしいときは革専用のリムーバー剤が効果的です。

ダウンジャケットは家庭用洗濯機で洗えるものもあります。タグに「洗濯機洗いOK」か「手洗いOK」か「ドライクリーニングOK」か、それとも「水洗い不可」かが記してあるので必ず確認してから洗濯しましょう。

【セーターの毛玉とり】
セーターの毛玉は、T字カミソリを使います。衣類に引っかからないよう、ピンとひっぱりながら、表面だけを優しくなでていきます。このとき力を入れすぎると逆に衣服が傷んでしまうので力加減が重要です。

【レザーブーツの手入れ】
ブーツの表面についた汚れをブラシで落としたら、タオルで表面と内側を水拭きをします。ある程度汚れが落ちたところで靴用のクリームを布にとり、少しずつ塗っては広げ、塗っては広げを繰り返します。薄いブラウン系のブーツは染みになるものもあるため、目立たないところで試し拭きしてみましょう。2~3日日陰に干せばお手入れ完了です。形が崩れないよう新聞紙などをいれて保管します。
 

虫食いの被害を、少しでも防ぐためには?

衣服を立てた上に防虫剤をON!
衣服を立てた上に防虫剤をON!
冬物の保管で怖いのが虫食い。着ようと思ったときに「あ、穴が空いている!」なんてことにならないようにするにはどのような対策を打ったらよいのでしょうか。

まず、害虫にも食べる素材と食べない素材があります。
虫は、素材に含まれるタンパク質を好むため、カシミアやシルク、ウールといった素材の衣服はとくに虫食いに遭いやすいとおぼえておきましょう。

ポリエステルやレーヨンは虫に食われませんが、皮脂や汗、食べこぼしがあると素材ごとその汚れを食べてしまうため、やはりどちらにしても虫食いからの被害は避けられません。

害虫にはなんといっても防虫剤が効果的。衣装ケースに入れる際、衣服を平らに重ねて収納するのではなく、立ててしまうことがポイントです。その上に防虫剤を置けば、平らに重ねて置いた場合よりも全体に防虫効果がおよびます。
害虫の産卵時期は春先なので、5月になる前には防虫剤を入れておきましょう。
 

意外と知られていない? クリーニングに出す時期は●月まで!

まだクリーニングに出していない方はお早めに
まだクリーニングに出していない方はお早めに
4月に入って、ぐん暖かい日があったかと思いきや、朝晩はまだまだ気温が低い日もあり、なかなか冬物をクリーニングにタイミングがつかめない、といった方もいるのでは?

気温が上がってくると、衣服に染みついた汗や染みが酸化して、落ちにくくなります。
黄ばみや虫食いの原因にもなるため、できれば4月中までに出すことをおすすめします。
また、クリーニング店で衣服にかけてもらったビニールにも要注意。そのままの状態で保管すると、服に残った溶剤によって染みになることもあります。ビニールをとって2~3日陰干しをしてから通気性のいいカバーをかけましょう。

お気に入りの服が型崩れしてしまったり、虫に食われてしまうと悲しい気持ちになりますよね。
けれど、今回ご紹介したほんの少し手間で、長く使い続けることができます。簡単にできるものばかりですのでぜひ実践してみはいかがでしょうか。
 

奈良)伝統薬「陀羅尼助」が飴に UHA味覚糖が開発

2016年04月23日 09時06分48秒 | ブログ

奈良)伝統薬「陀羅尼助」が飴に UHA味覚糖が開発

 

2016年4月21日03時00分

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 奈良の伝統胃腸薬「陀羅尼助(だらにすけ)」の成分を採り入れた飴(あめ)を、大和郡山市に工場があるUHA味覚糖が開発した。ストレス社会対策として、胃に優しい飴の開発を目指した味覚糖が、老舗の藤井利三郎薬房(吉野町、藤井利三郎社長)に監修を依頼し、実現した。

 陀羅尼助の主な薬用成分は落葉高木樹キハダの内皮から抽出するオウバクだが、代わりに県産のキハダの実を使用。エンメイソウやケイヒも入れ、黒糖味で仕上げた。県が進める漢方推進企画の一環。1袋が約70粒入り80グラムで希望小売価格は税抜きで288円。

 口に含むと最初は漢方の香りがするが、すぐに黒糖の甘さが追いかけてくる。県内を中心に近畿圏のコンビニなどで販売するという。藤井さんは「キハダの実は10本に1本ほどしか実らないが、アイヌ民族が風邪の時に食べたと言われる。奈良の薬用作物のPRになれば」と話している。


被災地にラップ10万本のなぜ 目からうろこの使用法とは?

2016年04月23日 05時18分24秒 | 自主防災&ラジオ体操

被災地にラップ10万本のなぜ 目からうろこの使用法とは?

被災地にラップ10万本のなぜ 目からうろこの使用法とは?

食品の保存だけでなく、節水、防寒、応急手当てとさまざまなことに使える食品用ラップ(旭化成提供)

 発生から1週間が過ぎ、現在も多くの人が避難生活を余儀なくされている熊本地震。各地で支援の輪が広がる中、総合化学メーカー、旭化成が同社の製品である食品包装用ラップフィルム「サランラップ」10万本と義援金5000万円を被災地へ送ることを決めた。

 これについて、ツイッターなどで一部「そんなにいらないだろ」という声も上がる中、「ラップは有能」「お皿に巻いて使える」「骨折の固定や傷口の保護に使える」といったラップの便利さを力説する意見が続々と出ている。

 旭化成によると、2011年、東日本大震災が発生した際にサランラップ50万本を現地へ送ったところ、非常に役に立ったと被災者から感謝の声が届いたという。今回の地震でも、同社にラップを求める声が寄せられたため、10万本を送ることに決めたのだという。

 同社の担当者は、こうしたラップの使われ方について「普段の用途とは違うが、非常時に役立つのはうれしい」と話す。ラップは今後、自治体を通じて被災者の元に届けられる予定だ。普段は食品保存や調理に使うことが多いラップだが、災害時にはどういう使い方ができるのだろうか。

 防災知識や情報を集めたウェブサイト「地震ITSUMO.COM」を運営し、各地で防災教育イベントや啓発活動を行うNPO法人「プラス・アーツ」(神戸市)に、災害時のラップの活用方法を聞いてみたところ、次のような答えが得られた。

 まず重宝されるのが、食品の取り扱いだ。同法人のスタッフは「お皿にラップを巻けば、洗わなくても何度でも使えるし、避難所の配給で出た食品の保存に使える。手が衛生的でなくても、ラップを巻けば、食材をつかんだり、おにぎりを作ったりできる」と話す。

 他には、防寒だ。「新聞紙を体に直接巻き、その上からラップを巻けば暖かい空気がこもる」という。けがの応急手当てにも使える。皮膚が弱い人にはお勧めしにくいが、「切り傷やすり傷を水で洗い流した後、ラップを巻くと傷口を保護できる」というのだ。もちろん、医療機関を受診できるのなら、それにこしたことはない。

 さらに調べてみると、「長く伸ばしてねじるとひも代わり、編み込んで強度を増すとロープに代用できる」「油性ペンで字を書けば伝言を残せる、ガラスなどに張り付けることもできる」「使用済みのラップはくしゃくしゃにすれば体や食器を洗うスポンジになるし、排せつ物を包んで埋められる」といった活用法があった。密閉性があり、形を変えやすいラップはいろいろな使い道があるのだ。

 旭化成ホームプロダクツのサイトによると、ラップはもともと、1900年代にアメリカで軍事用に開発された。野営する兵士が蚊から身を守るための蚊帳や、ジャングルの行軍で水虫を防止するための靴の中敷きなどに使われていたという。戦後はチーズの包装に用いられ、1940年代後半、フィルムメーカーで働く技術者の妻が、フィルムでレタスを包んでピクニックに持参したことをきっかけに、食品用ラップの開発が進んだという。

 荒野で戦う兵士のために作られたフィルムが、時を経て災害時に役立つというのは、納得がいく話だ。どのような使い方にせよ、多くの人に役立ててほしい。