JOCの竹田会長が周囲に辞意 東京五輪へ退任時期焦点
2020年東京五輪招致疑惑でフランス司法当局の捜査対象となっている日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長(71)が、周囲の近い関係者に辞意を漏らしていたことが16日、分かった。19日のJOC理事会で進退を表明する可能性も出ている。五輪を開催する国内オリンピック委員会のトップが、開幕まで500日を切った中で退く事態となれば大会への影響が懸念される。
竹田氏は一貫して潔白を主張しているが、招致疑惑問題の東京大会への影響を強く憂慮する国内外の声に、退任が不可避な情勢となっていた。