やはり記録的暖冬だった 全国約7割で高温記録
2020年03月03日15:19
12月上旬は北日本と沖縄・奄美を中心に、また、2月上旬には北日本で一時的に強い寒気の影響を受けたほかは、冬を通して冬型の気圧配置となる日が少なかったことや、寒気の流入が弱かったことから、全国的に高温となる時期が多くなりました。冬の平均気温は、東・西日本と沖縄・奄美でかなり高く、北日本で高くなりました。特に、東・西日本では度々顕著な高温となり、冬の平均気温の平年差がそれぞれ+2.2℃、+2.0℃と、冬として最も高い記録を更新しました(統計開始は1946/1947年の冬)。地点では、全国の気象台等153地点のうち111地点で最も高い記録を更新しました(タイを含む)。
「3か月平均気温」最も高い記録を更新した主な地点
仙台 4.6℃(平年+1.9℃)
横浜 8.7℃(平年+1.9℃)
金沢 7.1℃(平年+2.3℃)
名古屋 7.8℃(平年+2.3℃)
大阪 8.7℃(平年+1.8℃)
広島 8.2℃(平年+2.0℃)
高知 9.5℃(平年+2.1℃)
福岡 9.8℃(平年+2.2℃)